【チェンソーマン】ポチタの正体はチェンソーの悪魔!かわいい見た目に反した能力や犬の姿をしている理由を解説!

鼻先にチェーンソーの刃先があり、犬の姿をしているチェンソーの悪魔「ポチタ」
非常にかわいい見た目で、本作のマスコットキャラクター的存在です。

そんなポチタですが、具体的にどのような能力があり、これまでにどんなキャラクターと関わってきたのでしょうか。

今回は、ポチタの能力や関係しているキャラクター・ポチタが犬の姿をしている理由について解説します。

 

ポチタのプロフィール・能力

見た目:犬の姿をしており、鼻先にはチェンソーの刃先、頭には取っ手、尻尾にはスターターロープが生えています。まさにチェーンソーそのものです。

正体:チェンソーの悪魔

契約者:デンジ

好きなこと:デンジの夢の話を聞くこと

能力犬の姿をしているときは、デンジによってチェーンソー同様に木を切ったり悪魔を討伐したりするための道具として利用されています。
しかしデンジと契約したことでデンジの心臓に宿り、チェンソーマンに変身させるための力を与えます。
チェンソーマンが食べた悪魔は、名前と存在ごと、この世から消滅させることができます

 

 

ポチタのこれまで

ポチタは怪我をしている状態で木に隠れていたところデンジに発見されます。ポチタはひどく弱っており瀕死状態寸前のところでしたが、デンジから血を分け与えられて回復。それからは、今まで天涯孤独だったデンジと親友のようになります。

「ポチタを助ける代わりにデンジを助ける」という条件を結んだことでデンジの武器となり、悪魔を討伐したり木を伐採したりするための道具としても利用されていました。
 

そんなある日、デンジの雇い主のヤクザがゾンビの悪魔に操られ、策略に嵌められてデンジとポチタは殺されてしまいます。

しかしポチタは夢の中で「自分の心臓をあげる代わりにデンジの夢を見せてほしい」という契約を結び、デンジを蘇らせることに成功。

ポチタと一体化したデンジは、身体の中心部にあるスターターロープを引っ張ることで、頭部や腕からチェーンソーが生えてくる「チェンソーマン」に変身できるようになるのでした。

 

それ以降はポチタの力を借りながらデビルハンターとして活動していたデンジでしたが、上司であるマキマは、ポチタの「食べた悪魔は名前と存在ごとこの世から消滅させることができる」という能力を奪うために密かに行動します。

マキマはデンジとポチタを引き剥がすため、デンジが求めている普通の生活を与えてから一気に崩壊させることで精神的不安定な状態に追い込み、ポチタの本当の姿であるチェンソーマンを復活させます。

 

その後、マキマはチェンソーマンをヒーローにすることで弱体化させます。ポチタとデンジはマキマの攻撃を一方的に受け続けてしまい、絶体絶命の危機を迎えます。

ポチタはデンジの体内にいるパワーに力を貸してほしいと頼みこみ、デンジを蘇らせました。最終決戦ではチェンソーマンとマキマの1対1となり、激しい戦闘の末にマキマが勝利。

安堵の表情を浮かべてマキマはデンジの身体からポチタを引き離しますが、背後に隠れていたデンジが最後の一撃を与えて、ポチタはデンジによって救出されるのでした。

 

 

ポチタに関係しているキャラクター

ポチタに関係しているキャラクターは以下の3人です。

  • デンジ
  • マキマ
  • パワー

1人ずつご紹介します。

 

デンジ|唯一の親友

本作の主人公。チェンソーの悪魔であるポチタの契約者です。
怪我しているポチタを助けたことで一緒に暮らすようになり、まさにポチタにとっての親友

ゾンビの悪魔との戦闘では、ポチタと正式に契約したことでチェンソーマンとして復活しました。

破天荒な性格をしており、どんな悪魔でも物怖じすることなく戦います。
上司であるマキマに好意があり、「普通の生活」に憧れている16歳です。

 

マキマ|最大の敵

デンジの上司であり、内閣官房長官直属のデビルハンター。
しかし、本当の正体は内閣総理大臣と契約した「支配の悪魔」であり、自分よりも弱い相手を支配して命令を下すことができます。

「より良い世界」を作ることも目的としており、ポチタの「食べた悪魔は名前と存在ごとこの世から消滅させることができる」という能力を奪うためにデンジに狙いを定めてあらゆる仕掛けを企てた首謀者です。

デンジの身体からポチタを奪うことに成功しますが、最終的にはデンジの不意打ちによって死んでしまいます。ポチタにとっては最大の敵です。

 

パワー|命の恩人

デンジのバディであり、本来の姿は「血の魔人」頭には2本のツノが生えており、自己中心的な性格をしています。

しかし、同じデビルハンターであるデンジや早川アキと生活を共にすることで次第に仲良くなり、デンジが絶体絶命のときにはポチタの願いを受け入れてデンジを助けるなど、優しい一面も兼ね備えています。

 

 

ポチタの魅力

ポチタの魅力はなんと言っても本来の姿と仮の姿のギャップです。

ポチタの仮の姿は、鼻先にチェーンソーの刃先が生えたかわいい犬のような姿をしています。しかし、本来の姿は誰もが恐れる最強のチェンソーの悪魔

物語の終盤に本来の姿であるチェンソーの悪魔が登場しますが、このギャップに驚かされた読者も少なくないはずです。

また、ポチタは最初から最後までデンジのことを強く想い、なんとかして助けようとしていました。デンジに対して愛情深いところも非常に魅力的です。

 

 

ポチタの名言

作中に登場する、ポチタの名言をご紹介します。

「私は……デンジの夢の話を聞くのが好きだった」

1話でデンジに打ち明けたセリフです。
その後、デンジはポチタと正式に契約を交わしてチェンソーマンとなるのでした。

「パワーちゃんお願い デンジを助けてほしいんだ」

90話でパワーに放ったセリフです。
パワーはポチタの願いを聞き入れてデンジを助けました。

「たくさん抱きしめてあげて」

97話でデンジに言った言葉です。
マキマとの戦闘後にナユタという少女を預かることになりますが、マキマと非常にそっくりな顔をしています。
最初は警戒していたデンジでしたが、ポチタはナユタの願いを叶えて欲しいと語りかけるのでした。

 

 

ポチタが犬の姿をしている理由とは(考察)

チェンソーの悪魔であるポチタはなぜ犬の姿をしているのか疑問に思う人もいるかもしれません。

結論から伝えると、ポチタはギリシャ神話にて3つの頭と蛇の尾が特徴的で冥府の入り口の番犬と言われている「ケルベロス」をモチーフにしているのではないかと考察されています。その理由は2つ

 

1つ目は、物語の終盤にあるマキマの回想シーン。

地獄にいるチェンソーの悪魔のビジュアルが表現されていますが、チェンソーの悪魔はポチタ自身です。「地獄にいる犬」はケルベロスを彷彿とさせます。

 

2つ目はデンジの回想シーン。

デンジの回想シーンにおいて時折開かずのドアが表現されており、ポチタが「開けちゃダメだ」と訴えています。まさに番犬の役割を果たしているのです。

 

この2つの理由から、ポチタが犬の姿をしているのではないか?……と考えられるのです。

 

 

まとめ

今回は、ポチタの能力や関係しているキャラクター、ポチタが犬の姿をしている理由について解説しました。

ポチタは非常にかわいい見た目をしていますが、実際は非常に恐ろしいチェンソーの悪魔です。しかし、そのギャップこそが読者を魅了するのかもしれません。

2022年初夏にはチェンソーマンの第二部が連載開始され、TVアニメも2022年10月11日より開始されています。今回の記事を参考に、第一部の内容を振り返ってみてはいかがでしょうか。


ライター:カルコレ編集部 shoji suzuki

2022年12月2日 TVアニメの情報などを追記

<参考資料>
RENOTE|ポチタ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
ReaJoy|【チェンソーマン】ポチタの正体とは?デンジの心の支えにして心臓!

 

 

 

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