アニメ『SSSS.GRIDMAN』のキャラクターデザインを担当するアニメーターをご紹介！

『SSSS.GRIDMAN』の魅力の一つ『キャラクターデザイン』について

2018年に放送し、現在に至るまで絶大な人気を誇る『SSSS.GRIDMAN』
1月12日より再放送が開始されたことで再び注目が集まっております。

SSSS.GRIDMANの原作である『電光超人グリッドマン』からの特撮ファンはもちろん、 特撮にあまり興味がなかったという人にも幅広く受け入れられた要因の一つとして「キャラクターの魅力」があげられると思います。

キャラクターの魅力を構成するポイントというと脚本・声優・作画など様々な要素があると思いますが『キャラクターデザイン』も重要な要素の一つです。

今回はグリッドマン大ヒットの立役者の一人であるキャラクターデザイン担当・坂本勝さんについてご紹介していきたいと思います！

 

以上の作品以外にも、動画・原画・作画監督としてたくさんの作品に携わっています。

坂本勝さんは新海誠監督の『ほしのこえ』をみたことをきっかけにアニメーターを志すようになり、 天元突破グレンラガンでデビュー。

現在もグリッドマンを手がけたアニメ制作会社TRIGGERに所属し活躍中です。

SSSS.GRIDMANのキャラクターデザインについて

電光超人グリッドマンを原作としつつも、SSSS.GRIDMANは完全新作アニメーションという位置付けです。
新作として制作する上で重要視されたことは「特撮を知らない人が特撮の世界に興味を持つきっかけとなること」だったそうです。

そのため、『SSSS.GRIDMAN』には、二大ヒロインである宝多六花・新条アカネをはじめとする美少女キャラや、現代向けにデザインされた迫力あるロボットなど、通常のアニメファンも心惹かれる要素が計画的に散りばめられています。

『SSSS.GRIDMAN』でのキャラクターデザインは基本的には「坂本勝さんが好きな要素」で構成されているらしく、雨宮哲監督と坂本勝さんが共通で好きな玩具の要素がキャラのカラーリングや体型に反映されているようです。

余談ですが、アニメをみたファンの間では登場人物たちの「目の色」について盛んに考察が行われているのをご存知でしょうか？
そのことからもキャラクターデザインがストーリーと連動してファンに及ぼす影響の大きさが見てとれますね。

怪獣デザインにも注目すべし

『SSSS.GRIDMAN』で坂本勝さんが手がけたのは登場人物たちだけではありません。
実は作中に登場する怪獣のデザインも一部担当しているんです。

怪獣をデザインする上で参考にされているのは特撮で使用される着ぐるみの怪獣とのこと。
生物としての怪獣という形ではなく、着ぐるみという非生物として描くことで、
アニメであるにも関わらず、まるで特撮作品のような映像作りが実現されています。

また、怪獣を非生物として描くことで、原作の電光超人グリッドマンから『SSSS.GRIDMAN』に共通する要素である「人の感情により誕生する怪獣」という点が強調されているようにも思われます。

坂本勝さんの今後の活躍に注目！

アニメのキャラクターデザインは、デザインが魅力的であることはもちろんのこと、
キャラクターをどの角度から見ても矛盾しないよう立体を意識した設計が求められ、
非常に高い技術が必要とされるポジションです。
そのため、動画や原画である程度経験を積んだアニメーターが任されます。

坂本勝さんも『SSSS.GRIDMAN』に至るまでの間に数多くの作品に携わっておりますが、
それらの確かな経験に裏打ちされたクオリティの高い仕事ぶりが『SSSS.GRIDMAN』大ヒットを支えた柱の一つと言えるでしょう。

これからも坂本勝さんの活躍に注目です。

『SSSS.DYNAZENON』でもキャラクターデザインを担当！

坂本勝さんは『SSSS.GRIDMAN』の続編である『SSSS.DYNAZENON』でもキャラクターデザインを担当していることが発表されています。

この記事を踏まえて、キャラクターデザインの観点からも作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。

放送は2021年の春頃を予定。
この春は『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS .DYNAZENON』から目が離せません！

（引用元）2021.2/3
・SSSS.GRIDMAN公式サイト
・SSSS.DYNAZENON公式サイト
・wikipedia『SSSS.GRIDMAN』
・作画＠wiki【坂本勝】
・アニメミライ【アニメーターインタビュー】

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