『あかね噺』阿良川あかね(桜咲朱音)がかわいい!プロフィールや魅力を解説

『あかね噺(あかねばなし)』は、2022年から「週刊少年ジャンプ」にて連載されている人気コミック。

本作はジャンプ漫画には珍しい「落語」がテーマの作品ですが、高い人気を博しアニメ化にも期待が寄せられています。

この記事では、物語に欠かせない主人公・阿良川あかね(あらかわ あかね)について徹底解説!

本名や誕生日といったプロフィール、魅力、名言などを深掘りしていきます。

【PR】

国内最大級の漫画・電子書籍ストア【コミックシーモア】※商品リンク有り※許可が下りていないメディアでの掲載は厳禁※
 ▶無料試し読みはコチラ【コミックシーモア】


『あかね噺』阿良川あかね(あらかわ あかね)のプロフィール

・本名:桜咲朱音(おうさき あかね)

・年齢:17歳

・肩書き:高校3年生

・誕生日:3月27日


以上が、連載開始時のあかねの基本情報です。

ここからは、さらに詳しいプロフィールを見ていきましょう。

父に憧れた幼少期

阿良川志ん太(あらかわ しんた)の高座名で活動する落語家・桜咲徹(おうさき とおる)と、その妻・真幸(まさき)の間に生まれたあかね。

志ん太は演技力に定評があるものの落語家としてなかなか目が出ませんでしたが、あかねは父の落語が大好きで、幼少期はいつも父の稽古をのぞき見しては自分も真似をしていました。

落語家には、下から「前座(ぜんざ)」「二ツ目(ふたつめ)」「真打(しんうち)」という三つの階級があります。

二ツ目の志ん太は真打になるための昇進試験を受けることになり、試験当日にはあかねと真幸も応援に駆けつけました。

志ん太は、出だしこそうまくテンポを掴めなかったものの、持ち前の演技力を活かして古典落語「芝浜(しばはま)」を披露します。

大きく観客を沸かせた志ん太には、試験合格への期待が寄せられました。

しかし、審査委員長を務めた阿良川一門のトップ・阿良川一生(あらかわ いっしょう)は、理由も明かさずまさかの「受験者全員破門」を宣言!

落語家の道を絶たれた志ん太は、やむを得ずその後サラリーマンへと転身しました。

阿良川志ぐま(あらかわ しぐま)に弟子入り

父が落語家からサラリーマンになったことで、幼いあかねの生活にも変化がありました。

よく家にいて自分の面倒を見てくれた父は毎日忙しそうに働くようになり、その分家計が安定したのです。

以前より金銭的に余裕のある生活が送れるようになったあかねに対して周囲は「父親が落語をやめてよかったね」と口々に言いました。

しかし、あかねが最も好きなのは父の落語であり、たとえ収入が増えても父の落語が見られないなら何も良いことなんてありません。

「よかったね」と人から言われるたび、あかねは父の落語を否定されているような気持ちになりました。

そして「父のすごさを証明したい」と考えたあかねは、自らが落語家になり真打まで上り詰めようと決心します。

小学生のあかねは、かつて志ん太の師匠をしていた阿良川志ぐま(あらかわ しぐま)に頼み込み、水面下で稽古を受けるようになりました。

稽古開始から6年後、高校卒業と同時にあかねは正式に入門し、晴れて志ぐまの弟子になります。

「阿良川あかね」の誕生

幼いころから父の落語を聞いて育ち、父が落語家でなくなった後も志ぐまの稽古を受けていたあかねの腕前は、入門前から相当なものでした。

しかし、志ぐまがあかねに仕込んだのは「噺(はなし)」のみ。

説話の知識、表現力や演技力などは素人の領域を越えていましたが、目の前の観客を楽しませるのに欠かせない心構え「気働き(きばたらき)」は身についていなかったのです。

志ぐま一門の兄弟子・阿良川享二(あらかわ きょうじ)からそれを指摘されたあかねは、享二の計らいにより居酒屋・海でアルバイトをして、接客経験から気働きを取得していきます。

また、これらの期間は一応弟子入りしていたものの正式な弟子ではなく「見習い期間」であったため、高座に上がる際は「あかね」を高座名にしていました。

その後、8か月間の修業を積んだあかねは弥栄亭にて前座デビューを果たし、以降は高座名「阿良川あかね」と名乗るようになります。

【PR】

国内最大級の漫画・電子書籍ストア【コミックシーモア】※商品リンク有り※許可が下りていないメディアでの掲載は厳禁※
 ▶無料試し読みはコチラ【コミックシーモア】


阿良川あかね(桜咲朱音)の声優は山口茜(やまぐち あかね)さん

2025年7月現在『あかね噺』はアニメ化されていませんが、ボイスコミック化されています。

ボイスコミックで阿良川あかね(桜咲朱音)を演じたのは、声優の山口茜(やまぐち あかね)さんです。

山口茜さんのプロフィール

・所属事務所:悟空

・生年月日:1996年3月1日

・出身地:東京都品川区

・趣味特技:イラスト、落語

山口茜さんの主な出演作

『宇宙なんちゃら こてつくん』おたま

『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』ソウル・タオ

『デリシャスパーティ♡プリキュア』華満るん(はなみち るん)

『ONE PIECE』プルル

『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』ウェイタータヌキなど


「あかね」という名前、落語が好きな点など、阿良川あかねと共通点が多い山口茜さん。

また、山口茜さんの父は同じく声優の山口勝平(やまぐち かっぺい)さんであり、山口勝平さんは『あかね噺』のボイスドラマであかねの父・志ん太を演じています。

実の親子である2人が演じるあかねと志ん太のシーンは要チェックで、山口茜さんも本ボイスドラマについて「何気ない親子のシーンがとても愛おしい」とコメントしていました。

山口勝平さん・茜さんの親子共演が見られる『あかね噺』のボイスコミックは、YouTubeの「ジャンプチャンネル」にて公開中なので、ぜひ視聴してみてください!


【ジャンプ漫画】(cv:山口勝平・山口茜)その身一つで芸を極めよ──!いざ踏み出す、落語の世界!!『あかね噺』1話 完全版【ボイスコミック】

阿良川あかね(桜咲朱音)の強みとこれまでの演目

あかねの落語には、いくつかの特徴や強みがあります。

ここでは、あかねの落語の強みやこれまで披露した演目について解説しましょう。

阿良川あかね(桜咲朱音)の落語の特徴

落語は、演目の大筋さえ合っていれば、落語家が個性を出して登場人物やオチを変えるのも創意工夫の一つとされています。

実際、あかねの父・志ん太も、真打昇進試験にて演目の醍醐味ともいわれる重要なシーンをあえてカットしていました。

しかし、あかねの落語は、ほとんどの場面で基本に忠実なスタンスが取られています。

多くの落語家が披露した基本の形に則っているからこそ、彼女が持つ豊かな表現力や演技力が際立ち、それがあかねの落語の強みとなっているのです。

また、あかねは6年間みっちり志ぐまから噺を教わっただけでなく、幼少期から父の落語に憧れ真似をしていました。

そのため、阿良川あかねの落語には、どこか志ん太の落語を彷彿とさせる要素があるのも特徴です。

阿良川あかね(桜咲朱音)が披露した演目

あかねは、作中でさまざまな演目を披露しています。

これまで披露された演目の一例を紹介しましょう。


・まんじゅうこわい

・子ほめ

・寿限無(じゅげむ)

・転失気(てんしき)

・山号寺号(さんごうじごう)

・お茶汲み

・平林(ひらばやし)

・替り目(かわりめ)など


このように、『あかね噺』には実在する落語の演目が多数登場します。

落語に詳しくない読者も物語に入り込めるよう、各演目はわかりやすく解説もされているので、誰もが作品を楽しみつつ落語という伝統芸能に触れられるでしょう。

『あかね噺』がきっかけで落語の面白さに目覚め、生まれて初めて寄席に足を運ぶ人も現れており、本作は作品のファンだけでなく落語ファンも増やしています。

阿良川あかね(桜咲朱音)の魅力

ここでは、あかねの魅力を紹介します。

成長していく姿に励まされる

あかねは「自分で考える力」が強く、さまざまな経験を通じて落語家としてはもちろん、一人の人間としても成長していくのが魅力です。

そもそも、小学生で「落語家になって父の無念を晴らしたい」と決心することからもわかる通り、あかねはかなりの負けず嫌い。

そのため何かうまくできないことがあると、たとえ落語と直接関係がなくても解決策を必死に模索します。

逆境や試練にぶち当たっても決してへこたれず、ひたむきに前へ進み続けるあかねの姿に励まされる読者は少なくありません。

兄弟子との関係もおもしろい

正式に志ぐま一門の弟子になったあかねには、先に入門していた4人の兄弟子ができました。

一番弟子から順番に、阿良川まいける・阿良川こぐま・阿良川享二・阿良川ぐりこであり、あかねは志ぐまの五番弟子にあたります。

4人の兄弟子は全員「二ツ目」の実力者ですが、一人ひとり個性的なキャラクターをしており、出会った当初はお互いにうまく距離を測れていない場面もありました。

しかし、物語が進むにつれて兄弟子たちとも信頼関係が構築され、徐々にあかねにとって頼れる存在となっていきます。

一門の兄弟弟子としての絆を持ちながら、落語家としてはライバルでもあり、お互いに切磋琢磨し合える関係性は必見です。

かわいいのに少年漫画の主人公感がある

あかねはショッキングピンクの毛先、片耳ピアスがトレードマークで、ぱっと見は今どきのかわいい女子高生。

「女子高生が主人公」というと、ジャンプ漫画としては少し異色に感じる人もいるのではないでしょうか。

しかし、見た目とは裏腹にあかねの内面は非常に中性的で、落語以外のことに強く興味を示さないサッパリした性格をしています。

かわいい容姿に不釣り合いなほど負けん気が強く、ライバルたちとの対決に闘志を燃やすあかねは、読み進めるほどに「ジャンプ漫画の主人公らしさ」を感じられるでしょう。

また、小学生のころから志ぐまと一緒にいた影響なのか、あかねには「純喫茶が好き」「昭和歌謡と競馬の予想が得意」など、おじさんのような一面も…。

【PR】

国内最大級の漫画・電子書籍ストア【コミックシーモア】※商品リンク有り※許可が下りていないメディアでの掲載は厳禁※
 ▶無料試し読みはコチラ【コミックシーモア】


阿良川あかね(桜咲朱音)の名言

ここでは、あかねらしさがよく表れている台詞を3つ紹介します。

おっ父の芸はスゴかったって事を、みんなに、あの男に私が証明する

阿良川一門の真打になるという夢を叶えるため、志ぐまに弟子入りを申し入れた際の台詞です。

なお、「あの男」とは父・志ん太を破門にした阿良川一生を指しています。

武者ブルってるだけだから

急遽、落語喫茶の寄席に出ることになった際の台詞です。

あかねは自分の芸に自信を持っていましたが、これが初高座だったため直前まで緊張して体が震えていました。

しかし、体が震えるほどに緊張しても「これは武者震い」と言い聞かせて高座に上がろうとするところに、あかねの前向きさが見て取れます。

いやっ!!ぅぅぅぅぅぅ

紆余曲折を経て、志ぐまから弟子入りを認められた際の台詞です。

やっと弟子になれた喜びで「いやっ!!」と歓喜の声をあげかけましたが、すぐに「ここで満足してちゃダメ」だと思い直し、感情を抑えました。

まとめ

『あかね噺』の主人公・阿良川あかね(桜咲朱音)について解説しました。

落語漫画は師弟に重きを置いた人情作品になりがちですが、原作者の末永裕樹(すえなが ゆうき)さんいわく『あかね噺』は演技論を中心としたバトル漫画。

2025年7月現在、あかねは前座から二ツ目に昇進しており、落語家を目指すきっかけとなった階級・真打に迫りつつあります。

あかねの戦いはこれからますます激化していくと予想され、今後も『あかね噺』の展開に要注目です!


参考

『あかね噺』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ジャンプ落語漫画『あかね噺』1巻発売記念 山口勝平&茜親子の父娘共演ボイスコミック公開 | ORICON NEWS

ジャンプで異彩 落語漫画・あかね噺の粋 バトルの王道×噺家の芸道:朝日新聞

【PR】

国内最大級の漫画・電子書籍ストア【コミックシーモア】※商品リンク有り※許可が下りていないメディアでの掲載は厳禁※
 ▶無料試し読みはコチラ【コミックシーモア】

「アクリル仙人」ではオリジナルデザインのアクリルグッズを1個からオーダー可能

カルコレを運営しています株式会社ひかりテラスの新しいWEBサービス「アクリルの仙人」がオープンしました!

「アクリルの仙人」では、オリジナルデザインのアクリルグッズ(アクリルキーホルダー・アクリルスタンド等)を1個から手軽に低価格で制作可能です。高品質な国内製造と経験豊富なスタッフが、オリジナルグッズの作成をサポート判明いたします!

ご自身で作成したイラストや、思い出のお写真などの画像データから、オリジナルアクリルグッズを作成してみませんか?

▶アクリルの仙人トップページ

最新のアニメ・コミック情報・新商品情報をTwitterで配信中!

カルコレ公式X(Twitter)アカウント

カルコレ公式Xでは、カルコレ通信の新着情報、カルコレでの新商品入荷情報など毎日情報発信中です⚡

ぜひフォローをお願い致します!

 

▶戻る:カルコレ通信 記事一覧