『青の祓魔師(あおのエクソシスト)』アーサー・A・エンジェルはクローン!?過去や正体を解説
大人気作品『青の祓魔師(あおのエクソシスト)』には多くのキャラクターが登場しますが、その中でもオンリーワンの個性を発揮しているのがアーサー・A・エンジェル。
「端正な外見」「圧倒的強さ」を持ちながらも、ナルシスト的言動が目立つアーサーは、登場するだけで注目を集めるキャラクターですよね!
この記事では、アーサー・A・エンジェルとは何者なのか、徹底解説します。
アーサーの過去や正体についてもお伝えするので「青エク」ファンは必見です。
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『青の祓魔師』アーサー・A・エンジェルのプロフィール
・正式名称:アーサー・オーギュスト・エンジェル(Arthur Auguste Angel)
・年齢:30歳
・肩書:正十字騎士團 祓魔師師(エクソシスト)
・取得称号:聖騎士(パラディン)
・誕生日:12月1日
・身長:185cm
・体重:79kg
以上が、アーサー・A・エンジェルの基本情報です。
ここからは、さらに詳しいプロフィールを見ていきましょう。
ヴァチカン本部に勤務する上一級祓魔師
アーサー・A・エンジェルは、上級監察官として正十字学園へ派遣された霧隠シュラ(きりがくれ しゅら)の直属の上司にあたる上一級祓魔師。
「聖天使團(エンジェリックレギオン)」という自身の直属部隊では指揮官を務め、部隊員のルーイン・ライト(通称ライトニング)やシュラを率いています。
ちなみに「聖天使團」という部隊名はアーサー自らが命名。
本人にとっては渾身の名づけだと思われますが、シュラは「ダサい」と感じて部隊名で呼ばれるのを嫌っており、上司・部下の間にはセンスを巡って溝がありそうです。
しかし、「第252代聖騎士」という称号を持つだけあり、その戦闘力は圧倒的。
アーサーは、ヴァチカン深部に封印されていた制御不能の呪われた魔剣・カリバーンを手懐けて専用の武器にしています。
カリバーンに自身の髪を捧げて繰り出す必殺技「エンジェルスラッシュ」は、不浄王と同レベルの上級悪魔・不浄姫(ふじょうき)を一太刀で瞬殺するほどの威力で、周囲から「歴代最強の聖騎士」と評される実力者です。
生粋の反悪魔主義者
少々自己愛の強い振る舞いが多いものの、アーサーは「聖人君子」を自称しており、基本的には誰にでも友好的で人当たりの良い対応をします。
天然気味で空気を読んだり嘘をついたりするのが苦手なため、シュラからは「純粋培養のバカ」と評されていますが、朗らかな性格で自ら人を敵に回すタイプではありません。
しかし、それは「対人間」相手のときの話であり、「対悪魔」相手となると態度は一変。
アーサーは強固な信念を持つ生粋の反悪魔主義者で、悪魔はもちろんその関係者に対しても、一切の情け容赦をかけないのです。
主人公・奥村燐(おくむら りん)の正体がサタンの落胤であると発覚し、ヴァチカンで尋問をした際にも、ためらいなく彼の足を剣で串刺しにして燐の処刑を求めました。
悪魔でありながら虚無界(ゲヘナ)を捨て、正十字学園理事長を務めているメフィスト・フェレスを嫌悪している他、燐を育てた藤本獅郎(ふじもと しろう)のことも「最も相応しくない聖騎士」と酷評しており、悪魔に対しては過激ともいえる思考と残忍な行動を見せています。
公私ともにライトニングを信頼
アーサーから右腕として信頼されているのが、聖天使團の一員で「四大騎士(アークナイト)」の一人・ライトニングです。
策謀はそれを得意とするライトニングに任せており、「日本支部とイルミナティとの繋がりを探ろう」とライトニングが提案した際にも、素直にアイデアを採用して彼を日本支部に送り込みました。
アーサーがライトニングに全幅の信頼を寄せるのは、ライトニングが優秀なのはもちろん、アーサーが彼を「仕事仲間」兼「友人」として認識しているためでしょう。
ライトニングがアーサーをどう認識しているかは定かではありませんが、アーサーが趣味のワインを嗜んで酔いつぶれた際にはライトニングが運ぶ役割を担っているそうなので、仕事の垣根を超えた絆があるのは間違いありません。
なお、皮肉屋なライトニングはたびたびアーサーにも皮肉を言っていますが、アーサーは天然かつジョークのセンスが壊滅的なため、皮肉を理解せず素直に受け止めています。
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アーサー・A・エンジェルのアニメ声優は小野大輔(おの だいすけ)さん
アニメ『青の祓魔師』でアーサーを演じているのは、声優の小野大輔(おの だいすけ)さんです。
小野大輔さんのプロフィール
・所属事務所:フリー
・生年月日:1978年5月4日
・出身地:高知県高岡郡佐川町
・趣味:仏像鑑賞、ドライブ
小野大輔さんの主な出演作
『黒執事』セバスチャン・ミカエリス
『ジョジョの奇妙な冒険』空条承太郎(くうじょう じょうたろう)
『進撃の巨人』エルヴィン・スミス
『おそ松さん』松野 十四松(まつの じゅうしまつ)
『宇宙戦艦ヤマト2199』古代 進(こだい すすむ)など
2002年に声優デビューしてから、さまざまな作品で重要な立ち位置のキャラクターを多く演じている小野大輔さん。
小野さんは、台本を読みながらキャラクターの目標や夢、そのために行っている行動などを深掘りして分析するといいます。
アニメのアーサーがエネルギッシュで魅力的なのは、小野さんの徹底したキャラ分析の影響も大きいでしょう。
▶︎▶︎関連記事「『青の祓魔師(あおのエクソシスト)』奥村燐(おくむら りん)の正体とは?過去や白髪への変化、魅力を解説」はこちら
アーサー・A・エンジェルはクローン?過去と正体について
登場当初から謎めいており、正体が見えにくかったアーサー。
しかし物語が進むにつれ、徐々に彼の正体が明らかになってきました。
ここからはネタバレ込みで、アーサーの過去や正体について解説します。
アーサーには過去の記憶がない
公爵だったアーサーの父親は、悪魔憑きとなり領民・家来・家族を皆殺しにしました。
幼いアーサーは奇跡的に生き残ったものの、魔障を負ったため日本のアサイラムに保護されます。
現在のアーサーが確固たる反悪魔主義を持つのは、このときのアサイラムでの経験が要因の一つになっているのかもしれません。
なお、燐の父親・獅郎もアサイラム出身者です。
しかし、アーサーが15歳のとき、青い夜の事故が発生。
青い夜とは、サタンが世界中の祓魔師を大量虐殺した事件であり、事件名は犠牲者たちが青い炎を発しながら亡くなったことに由来しています。
アーサーがいたアサイラムは青い夜の爆心地であり多くの犠牲者が出た場所ですが、アーサーは数少ない青い夜の生存者となりました。
ところが、アーサーは事故の影響により、事故のことはもちろん、それ以前の記憶がほとんどないといいます。
青い夜の事故後、記憶喪失のアーサーは、三賢者(グリゴリ)と呼ばれる正十字騎士團最高顧問の一人・シェミハザの聖域に引き取られ、ウザイ家で育ちました。
過去の記憶を失ったアーサーは、自分が何者であるかを探り続けています。
アーサーの正体はルシフェルのクローン
あるとき、聖天使團と一緒に戦場に出ようとしたアーサー。
戦場には聖騎士が不可欠であり、聖騎士の中でも絶大の強さを誇るアーサーが出動しようとするのは何も不思議ではありません。
しかしライトニングは「君は空軍が動かせた際の司令塔となるべきだ。だから團(レギオン)だけをくれ」と言い、アーサーの出動を止めます。
続けてライトニングは「ここには光の王もいるから、同じ場所にいるのは危険だ。君はルシフェルの…」とも言っており、この言葉の続きは「クローン」でした。
ライトニングのこの発言は、アーサーが虚無界の最高権力者・ルシフェルのクローン体の一人であり、戦場に出ればルシフェルの憑依体となる懸念があることを意味しています。
ライトニングがアーサーを必死で止めていたのは、この懸念を阻止したかったからでした。
対してアーサーが「義兄」と呼び慕っていたエレミヤ・ウザイは、アーサーを「ルシフェルの憑依体として捧げる」ことを画策しており、アーサーを戦場に送り出そうとします。
また、エレミヤは巨人(ネフィリム)の血を引くヒロイン・杜山しえみ(もりやま しえみ)とアーサーを結婚させて子供を生ませようとも計画しており、アーサーが今後どのような運命を辿るのか目が離せません。
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アーサー・A・エンジェルの魅力
ここではアーサーの個性を深掘りし、彼の魅力を紹介します。
化け物じみた強さ
作中でも屈指の強さを誇るアーサーは、ライトニングからも「化け物」と戦闘力を評価されています。
そしてアーサーはただ強いだけでなく、華麗で美しい戦闘スタイルを貫いているのが魅力です。
圧倒的強さを持っているからこそ、アーサーは少ない攻撃で敵を確実に仕留めており、その洗練された戦い方を見てファンになる人が後を絶ちません。
聖なる光の斬撃波「エンジェルスラッシュ」を放つ際には躊躇なく髪を捧げますが、その姿もアーサーの強い意志と覚悟が見て取れてかっこいいです。
理解されないセンスの持ち主
「聖天使團(エンジェリックレギオン)」という部隊名、「エンジェルスラッシュ」という必殺技名からもお察しの通り、アーサーは非常に独特な感性を持っています。
そして、この誰にも真似できない唯一無二のセンスも、彼の持ち味です。
ファッションセンスも独特なアーサーは、聖騎士専用の制服を一応着ているものの、デザインはオーダーメイドでカスタムしており、制服の背中には大きな翼を模したマントのようなものがついています。
なお、本人はあまり気にしていませんが、シュラや燐はアーサーのセンスをはっきり「ダサい」と評価しており、彼の理解者は周囲にいない様子です。
強いのに天然というギャップ
天然な性格のアーサーは嘘が全くつけずに冗談も通じないため、相手の真意に気づかないまま会話が進んでいくことが珍しくありません。
特にライトニングとの会話では、ライトニングの皮肉を全て無視して的外れな回答をするため、周囲から「あの2人の会話、ハラハラしてくる」と言われていました。
また、あまりの掴みどころのなさに、アーサーは部下のシュラからやや苦手意識を持たれています。
しかし、強いのに天然というギャップがアーサーというキャラクターに人間味を加え、彼の魅力となっているのも事実。
その証拠に、連載15周年を記念して行われた公式のキャラクター人気投票では、アーサーが1位に輝きました。
アーサー・A・エンジェルの名言
ここでは、アーサーの個性が爆発している台詞を3つ紹介します。
正十字騎士団最高顧問・グリゴリの命において、サタンの胤裔(いんえい)は誅滅する!
カリバーンを手に燐を排除しようとしたときに発した台詞です。
アーサーがアニメに初登場した第16話での台詞だったこともあり、与えるインパクトが大きく、多くのファンの記憶に残る名台詞となりました。
野に咲く可憐な花を手折らんとする悪党共、このアーサー・オーギュスト・エンジェルが成敗してくれる!
シュラとしえみを救いに来た際の台詞です。
このワードチョイスからも、アーサーが持つ風変りともユニークともいえるセンスが垣間見えるでしょう。
はっはっは、俺ははげてないぞぉ~?面白い冗談だ
シュラから「ハゲ」と罵られた際のアーサーの返答です。
「ハゲ」はシュラなりの暴言でしたが、天然なアーサーには伝わりませんでした。
なお、アーサーの返答を聞いたシュラは、おおよそ上司に向ける顔ではない「殺気のこもった顔」をしています。
まとめ
『青の祓魔師』の第252代聖騎士・アーサー・A・エンジェルについて紹介しました。
アーサーは優れた容姿、圧倒的な強さ、独特のセンスと、まさに「個性がてんこ盛り」という表現がぴったりのキャラクター。
ただし、少しずつ過去や正体が明らかになってはいるものの、アーサーはまだまだ多くの謎を秘めています。
ルシフェルの憑依体となる懸念を最後まで阻止できるのか、しえみとの結婚計画はどうなるのかなど、アーサーの今後に注目です!
▶︎▶︎関連記事「『青の祓魔師(あおのエクソシスト)』奥村燐(おくむら りん)の正体とは?過去や白髪への変化、魅力を解説」はこちら
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