『ひゃくえむ。』財津は絶対王者!引退理由や海棠との関係、名言を紹介
『ひゃくえむ。』は、100メートル走に魅了された男たちの情熱を描いた物語です。
2025年9月には劇場アニメ化され、「第25回ニューヨーク映画批評家オンライン賞」ノミネート、「第30回フロリダ映画批評家協会賞」2位受賞などを果たしています。
そして、本作の絶対王者として圧倒的な存在感を放っているのが、財津(ざいつ)。
財津は作中後半になってやっと登場するうえ言葉数も少ないキャラクターですが、陸上競技に対して深い哲学を持っており、物語を進めるのに欠かせないキーパーソンです。
本記事では、『ひゃくえむ。』の財津のプロフィールや声優情報、名言などを紹介し、ミステリアスな彼の魅力に迫ります。
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『ひゃくえむ。』財津(ざいつ)のプロフィール
・本名:不明
・初登場時の年齢:20歳前後と推測
・出身校:西沢高校
財津は、哲学的な台詞が多く自分の個人情報をほとんど話さないため、下の名前や誕生日といったプロフィールは不明です。
ここでは、作中から垣間見える立ち位置や人間性を解説します。
日本一100メートル走が速い男
他キャラクターの年齢や物語の年月の進みから推測するに、初登場時の財津の年齢は20歳前後だと思われます。
しかし既にこの時点で、財津は「日本一の財津」と呼ばれていました。
さらに、一位を獲ったのは一度きりではなく、過去5年の日本陸上で連続優勝しているとのこと。
つまり、財津は15歳頃からずっと「日本一100メートル走が速い男」として、陸上界をけん引していたのです。
若くして「絶対王者」になることには、想像もできないほどの重圧や辛苦があったのではないでしょうか。
なお、初登場から約10年が経過した物語終盤でも、財津はまだ現役選手として活躍し続けています。
圧倒的な速さ、そして長年トップランナーでいられるタフさこそ、財津が絶対王者と呼ばれる所以です。
OBとして小宮(こみや)に強い影響を与える
かつて、財津は九州の陸上強豪校・西沢高校に通っていたようです。
その縁もあり、ある日財津は高校陸上部のOBとして母校を訪れ、講演会をすることになりました。
ただし正直なところ、寡黙な財津は講演をするのに適しているとはいえません。
実際、短文かつ抽象的な表現が多い財津の話にほとんどの生徒はついていけず、その場は静まり返ったりざわめいたりとやや不穏な空気になっていました。
そんな中、質疑応答の時間に手を挙げたのが、現役陸上部の小宮(こみや)。
小宮は技術的には申し分ないにもかかわらず、過去にケガをしたトラウマでトップスピードを出せないという悩みを抱えていました。
小宮から「どのようにメンタルケアしていますか?」と問われた財津は「不安は対処すべきではない」と答えます。
財津と小宮のやり取りはそう長くありませんでしたが、財津の言葉は小宮がトラウマを抜け出すのに十分な力を持っていました。
その後、全力で走れるようになった小宮を見た財津は「彼、来ますね」といち早く小宮の才能に気付いています。
絶対王者ゆえの孤独
高校を卒業しエース級の陸上選手となった小宮と対峙した際、財津は「自分は絶対王者という称号と引き換えに、闘争心を失った」と吐露しています。
陸上の世界で活躍する以上、記録やメダルも大切であることを、財津はきちんと理解しています。
しかしそれとは別に、財津がずっと求め続けていたのは「対戦相手」でした。
自分が速くなればなるほど自分の隣を走る者はいなくなり、首位独走によって見える景色は最下位から見る景色と同じだと財津は感じていたようです。
「日本一」「王者」ともてはやされても、当の財津は「こんなに退屈なことはない」と言っており、それは孤独とも呼ぶことができました。
結果、財津は「誰かと競って勝ち取った1位は、どんな記録より尊い」という哲学を持つようになります。
財津の声優は内山昂輝(うちやま こうき)さん
劇場アニメ『ひゃくえむ。』で財津を演じたのは、声優の内山昂輝(うちやま こうき)さんです。
内山昂輝さんのプロフィール
所属事務所:劇団ひまわり
生年月日:1990年8月16日
身長:177cm
出身地:埼玉県
受賞歴:第5回声優アワード新人男優賞、東京アニメアワード2015アニメ・オブ・ザ・イヤー声優賞ほか
内山昂輝さんの主な出演作
『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』バナージ・リンクス
『僕のヒーローアカデミア』死柄木弔(しがらき とむら)
『ハイキュー!!』月島蛍(つきしま けい)
『呪術廻戦』狗巻棘(いぬまき とげ)
『怪獣8号』鳴海弦(なるみ げん)など
オーディションではなく、制作サイドからオファーされる形で財津役に抜擢された内山さん。
ただし財津は、真意を掴みにくい独特な言い回しを多用する、一癖あるキャラクターです。
そのため内山さんはオファーを光栄に感じつつも、財津というキャラクターを表現する難しさに悩んだといいます。
ですがアフレコを終えた後は「演じきった」と語っており、劇場アニメ『ひゃくえむ。』では内山さんの声の演技にも要注目です!
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財津が引退した理由とは
物語終盤、財津は突然の現役引退を表明します。
そこにはどのようなドラマがあったのか、レース結果のネタバレ込みで解説していきます。
財津と海棠(かいどう)の関係性
財津引退の真相に迫る前に、知っておくべき情報として海棠(かいどう)との関係を把握しておきましょう。
海棠は、短距離界で長年活躍し続けるトップランナーの一人。
しかし、財津と同世代であるため常に彼に敗れ、海棠は「万年2着」だったのです。
万年2着の現実は、高校3年生だった海棠の前に15歳の財津が現れた15年前から今まで、ずっと続いています。
財津は15年間常に日本陸上界のトップを走り続け、いつしか海棠のこともあまり意識しなくなってしまいました。
一方、海棠のほうは15年間常に財津を対戦相手と捉え、「次こそは俺が勝つ」と闘志を燃やし続けていたのです。
『ひゃくえむ。』におけるライバル関係といえば、主人公のトガシと小宮が代表的ですが、実は財津と海棠の間にもライバル関係がありました。
迎えた日本陸上準決勝
財津と海棠は、日本陸上の準決勝で対戦することとなります。
なお、同じ組には小宮も入っていました。
トップランナーが多いこの組は「実質決勝」といわれるほど注目度が高く、観客や関係者は「小宮か財津か」で大いに盛り上がっていたのです。
しかしそこに一石を投じたのが、海棠。
スタートしてすぐ一歩前に出た財津に、海棠は必死の追い上げで追いつきます。
そして、50メートル地点に到達する頃、海棠は財津を追い抜きました。
海棠に抜かれた財津はそのまま力尽きたように走りのバランスを崩し、一気に減速。
「日本一」といわれた財津が、なんと準決勝5着で決勝進出を逃してしまいます。
しかし、走り終えた財津は口元に笑みを浮かべ、どこか満足そうでした。
このときの財津は「ずっと孤独だと思っていたものの、自分にもちゃんとライバルがいた」とやっと認識できたのでしょう。
財津、引退表明
海棠に敗れたレースの翌日、財津は現役引退を表明しました。
長らく日本陸上界をけん引してきた存在だけに、多くのメディアや記者たちが財津を取り囲みます。
引退の理由、自身の敗北をどう感じたか、今後の予定などを聞かれても、財津は一切答えませんでした。
しかし「将来のスプリンターにメッセージを!」という問いかけには足を止め、「あの距離に全部つめ込んで、極上の10秒を味わえ」とエールを送ったのです。
この発言からも、やはり財津は海棠と競い合い、「極上の10秒」を味わった満足感から引退するのだと推察できます。
財津の陸上人生は、周囲の称賛とは裏腹に孤独や葛藤が多いものでしたが、最後はカメラをまっすぐ見据えて満ち足りているようでした。
財津の魅力
ここでは、財津の魅力を紹介します!
圧倒的な強さ
最終的に海棠に敗れるものの、財津の圧倒的な強さは初登場時からほぼ一貫して変わりません。
財津の存在は小宮をはじめとするメインキャラクターにも多大な影響を与えており、登場回数・台詞こそそう多くないものの唯一無二の魅力を放っています。
また、勝ち続けるからこそ生まれる不安や葛藤を抱えても財津は走ることをやめず、陸上競技と正面から向き合い続けました。
自身の人間らしい弱さごと受け止めて長年王者の座に君臨した財津は非常に芯が強く、単なる「足が速い選手」ではなく「真の強者」だといえます。
豊かな内面と核心を突く台詞
財津は、感情をあまり表に出さないうえにやや言葉足らずなところがあり、人から「冷たい」「会話がかみ合わない」と思われることもしばしば。
しかし、実際は非常に豊かな内面を持っており、鋭い洞察力で物事を多角的かつ思慮深く捉えられるのが魅力です。
人によっては冷たく見えるのも、財津が誠実だからこそ、誰も面と向かって言わないような核心を突くことを言うのが理由。
財津の台詞は、初見では真意がわからないもののしばらくすると腑に落ちるものがたくさんあり、それらを考えるのも『ひゃくえむ。』における楽しみの一つとなっています。
財津の名言
ここでは、財津のキャラクターがよくわかる台詞を3つ紹介します。
人生なんてくれてやれ
講演会の質疑応答中、財津が小宮に言った台詞です。
この台詞に強く影響された小宮は見事トラウマを抜け出し、再び全力疾走できるようになりました。
浅く考えろ、世の中舐めろ、保身に走るな、勝っても攻めろ
同じく講演会で、生徒全員に向かって放った台詞です。
厳しい陸上界に身を置く財津ならではの発言ですが、なんの前置きもなくいきなりこう言われた生徒たちは困惑気味でした。
あの距離にだけ許された豊かさがある
引退表明後のインタビューでの台詞です。
これは未来のスプリンターへのエールであり、長年第一線で活躍し続けた財津の言葉には説得力がありました。
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まとめ
『ひゃくえむ。』におけるキーパーソン・財津について解説しました。
比類ない速さで「絶対王者」と呼ぶにふさわしい活躍を見せた財津ですが、そこに慢心は一切なく、彼は100メートル走にひたむきな情熱を注ぎ続けました。
悩みや苦しみを抱えながらも疾走した財津の言葉は、作中のキャラクターだけでなく読者・視聴者の胸も打ち、『ひゃくえむ。』という作品により深みを加えています。
原作漫画および劇場アニメで、財津の魅力をぜひ再確認してください!
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参考
ひゃくえむ。 | 【第1話】 / マガポケ | 少年マガジン公式無料漫画アプリ
内山昂輝&津田健次郎の“才能”と“努力”「どっちも…」「声優というのは…」 | マイナビニュース
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