アニメ『東京リベンジャーズ』成功の鍵を握る仕事!気になる監督についてご紹介

週刊少年マガジンで連載中の『東京卍リベンジャーズ
累計発行部数は600万部を突破し、いま最も盛り上がっている漫画の一つです。

そんな大人気漫画のアニメ化が決定してはや数ヶ月、そろそろ放送開始の4月10日が目前に迫ってまいりましたね。
原作の大ファンでアニメが待ちきれないという反面、アニメのクオリティが期待通りのものになっているのか不安…という方も多いのではないかと思います。

今回はそんな不安を少しでも解消すベく、アニメ制作側の様子についてご紹介します。
特に今回はアニメのクオリティを左右すると言っても過言ではない『監督』についてクローズアップしていきます。

制作側の様子を知ることで、アニメをより楽しみましょう!

そもそもアニメ制作の『監督』ってどういう仕事?

アニメの監督とはどのような仕事を行っているのかご存知でしょうか?

1つのアニメを作るためには『脚本』『作画』『動画』『撮影』『背景美術』など……本当にたくさんの工程が必要になります。
この複雑な工程を数多くのスタッフが一丸となって進めていくために、全ての工程において判断を下しながら完成まで舵をとるのが監督です。
監督という名前から想像できる通り、アニメ制作の現場を統括する責任者といった立場です。

規模が大きなアニメを制作する場合は、『作画監督』『音響監督』など工程別に監督をたてますが、やはり最終的な判断を下すのは監督の役割になります。
作業の方向性がバラバラになることのないように各担当者との事前の打ち合わせや綿密なコミュニケーションが必要とされます。

また、監督は必要なスタッフを自らで声かけして集めてくることもあります。

監督はコレと決まった内容の作業は無いですが現場全体を指揮する必要がありますし、時には監督自身が絵コンテ・脚本・演出などを担当することもあるため、仕事に際限がありません…。

極端ですが、全てが監督次第と言ってしまっても過言ではないかもしれません。

アニメが出来上がるまでの仕事の流れ

アニメが各所で配信されるまでにどんな作業が行われているのかを掻い摘んでご紹介します。
監督はこのほとんどの工程に関して判断を下していかなければならないことを思うと、とても大変で責任の重い立場であることは想像に難くないですね…。
1.企画
企画は主にプロデューサーの仕事です。
どんなアニメを作るのか・原作があるのかオリジナルなのか・どの層をターゲットにするのか等、作品のコンセプトから販売戦略に至るまでをまとめて企画を立ち上げます。
(この段階でプロデューサーが一緒にやりたいに監督をオファーする場合や、監督自身がプロデューサーとして動く場合など様々です)
その企画をテレビ局や映像会社に持ち込み、無事に企画が通ったらいよいよアニメ制作の始まりです。
2.シリーズ構成・脚本
原作の有無に関わらず、アニメのシリーズ全体のストーリーの流れを設定します。
シリーズ構成は脚本家が担当したり監督自身で行ったりと現場によって異なります。
その構成をもとに各話ごとの脚本担当者が作業を行います。
3.絵コンテ
これから作っていく映像のイメージを具体的にスタッフに共有するために表に描き起こしたものを絵コンテといいます。
主に監督や演出担当が作成します。
この絵コンテをスタッフで共有して制作が行われていきます。
4.原画・動画・彩色
キャラクター等を動かすために重要になるコマを『原画』といいます。
原画だけでは枚数が足りないため、絵が動いて見えるようにコマとコマの間を埋めるのが『動画』です。
周知の事実ですが、動画は非常にたくさんの枚数が必要とされるためかなりの作業スピードが求められます。
そうして出来上がった作画をチェックして問題なければ彩色が行われます。
5.撮影
動画や背景美術などの各素材が揃ったらそれらを合成していく作業を『撮影』と呼びます。
光や背景のぼかしなど、映像の特殊効果もこの段階で加工されます。
6.音響・編集
プロデューサー・監督・音響監督などが中心となって声優のオーディションや劇中のBGM等の発注を行い、専門の企業が音声を収録します。
ここまでで出来上がった映像や音声をつなぎ合わせ、映像作品として最終的な仕上げを行うのが『編集』です。

以上、かなり省略しましたが、これらの工程を経てやっと出来上がった作品がテレビ局や配信会社に納品されて私たちの目に入っているのです。

アニメ『東京リベンジャーズ』の監督を担当する初見浩一さんとは

監督の役割やアニメ制作の流れがなんとなく分かったところで、
ここからはアニメ『東京リベンジャーズ』で監督を務める初見浩一さんについてご紹介していきます。
初見浩一さんが過去に携わった作品
・白鯨伝説(担当:作画監督)
・ハンター×ハンター(担当:作画監督)
・シュヴァリエ(担当:演出/絵コンテ)
・精霊の守り人(担当:演出)
・DARKER THAN BLACK -流星の双子(ジェミニ)-(担当:演出/絵コンテ)
・ギルティクラウン(担当:絵コンテ)
・デッドマン・ワンダーランド(担当:監督/演出/絵コンテ)
・青の祓魔師 京都不浄王篇(担当:監督/演出/絵コンテ)

これら以外にもたくさんの作品に携わっていらっしゃるようです。
演出や絵コンテの経験がとても多い方だという印象を受けますね。
初見さんは『シュヴァリエ』で初の演出と絵コンテを担当したそうで、その後も多くの作品で演出を担当しています。

過去に作画監督もいくつか任されているところをみるとアニメーターとしての技術もかなり高いのではないでしょうか。
業界歴の長さも相まって、かなり実力者なのではと思われます。

アニメ『東京リベンジャーズ』で期待したいポイント

初見浩一さんが過去に携わった仕事から、アニメ『東京リベンジャーズ』で期待できそうなポイントは『劇中の演出』だと思います。
その理由はやはり初見さんの「演出と絵コンテ経験が豊富」だという点によります。

前述にあるように『絵コンテ』とは映像の設計図のようなものです。
そして『演出』はその絵コンテをもとに「どうすればキャラクターの心情が視聴者に伝わるか」「作品の魅力を最も引き出すためにはどんな演出が効果的か」などを考え、作画スタッフに指示を行います。

この2つの作業に共通する要素は「作品全体の流れをみて映像の見せ場を作っている」ところです。

『東京リベンジャーズ』は主人公のタケミチが何度もタイムリープを繰り返すことで少しずつ未来を変えていく複雑なストーリーです。
タイムリープする度に移り変わる展開が時には熱く、時には切なく読者の心を揺さぶります。

絵コンテと演出経験の多い初見さんならこの複雑なストーリーをうまくまとめあげて胸が熱くなるような画面作りができるのではないでしょうか。

初見浩一さんの手腕に期待大!放送を待て

アニメの完成度を左右するといっても過言ではない『監督』
アニメ制作において多くの実績を積み上げていらっしゃる初見浩一さんが監督ならばクオリティに期待が持てそうです。
ますますアニメの放送が楽しみになってきましたね!

放送は4月10日からを予定しています。
当日はぜひリアタイで楽しんでみてはいかがでしょうか。

(引用)2021.03.12
https://tokyo-revengers-anime.com
https://ja.wikipedia.org/wiki/アニメ監督
https://www.tca.ac.jp/creative/job/entertainment/moviedirector/
https://www.production-ig.co.jp/works/chevalier/features/chevallier19.html
https://seesaawiki.jp/w/radioi_34/search?keywords=%BD%E9%B8%AB%B9%C0%B0%EC
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/2052.html
https://www.allcinema.net/person/486000
https://college.funs-project.com/articles/KnMWvlyOpVQVrg4J#ss1

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