『真夜中ハートチューン』井ノ華六花の正体はアポロ!?プロフィール&魅力を解説

週刊少年マガジンにて絶賛連載中の人気漫画『真夜中ハートチューン』(略してマヨチュー)。

本作は、主人公の山吹有栖(やまぶき ありす)と4人のメインヒロインによって繰り広げられるラブコメディです。

この記事では、メインヒロインの一人・井ノ華六花(いのはな りっか)にスポットを当てて徹底解説!

プロフィールや正体考察、魅力、名言を詳しく紹介していきます。

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『真夜中ハートチューン』井ノ華六花(いのはな りっか)のプロフィール

井ノ華六花は、楓林(ふうりん)高校2年B組の女子生徒です。

ゆるめの三つ編みヘアがトレードマークで、放送部に所属しています。

ここからは、さらに詳しく彼女のプロフィールをチェックしていきましょう!

将来の夢は歌手

楓林高校放送部の部員たちは、職種は異なるもののそれぞれ「声」にまつわる仕事に就きたいという夢を持っています。

そして、井ノ華六花の夢は歌手になること!

井ノ華六花は歌唱だけでなく自分一人で作詞作曲もこなす音楽センスの持ち主で、毎週水曜日の放課後には中庭で校内ライブを行っています。

校内ライブは毎回大盛況で、井ノ華六花ファンの女子生徒が多すぎるあまり、男子生徒はなかなか聞くことができないほど。

しかし井ノ華六花は、何度校内ライブを成功させて人気者になっても緊張しやすい性格らしく、ライブ前にはよく「緊張しちゃう」と言っています。

声質がアポロとそっくり

『真夜中ハートチューン』は単なるラブコメではなく「誰がアポロなのか」という謎もはらんでいる正体隠匿系ラブコメです。

アポロは放送部の中にいると見られますが、放送部員たちはそれぞれアポロの声と似た特徴を持っており、2024年6月現在はまだ正体を掴めていません。

そして、有栖いわく井ノ華六花の声質はアポロとそっくり。

有栖は、彼女の話し声はもちろん、歌声の中にもアポロを見出しています。

また「緊張しちゃう」「愛してる」など、アポロに似た声で印象的な台詞を言うことが多いのも井ノ華六花の特徴です。

これらの台詞は、アポロがラジオ配信中によく口にしていた言葉と全く同じ。

そのため、アポロの正体を追う有栖および読者からは「井ノ華六花がアポロなのでは?」という疑惑が向けられています。



放送部の頼れる部長

井ノ華六花は、楓林高校放送部の部長も務めています。

放送部の部員たちは全員2年生で同学年なので、井ノ華六花の人柄が評価されているのでしょう。

井ノ華六花は、普段は思わせぶりで掴みどころのない性格をしていますが、いざとなると先陣を切って動くタイプ。

お昼の校内放送中に有栖が無断で乗り込んできた際も、誰より早く「コラッ!放送中に放送室入ってきちゃダメでしょ!」と注意していました。

ただし気分のムラが態度に出やすいところがあり、過去には「なんかやる気出ない」という理由で部活に手を抜いたことも…。

とは言え、放送部の部員たちは全員、井ノ華六花を部長だと認めて慕っています。

井ノ華六花はアポロなのか?

井ノ華六花はこれまでたびたび「アポロなのでは?」と疑われていますが、なぜそんなにも疑惑を向けられるのでしょうか。

ここからは、井ノ華六花がアポロなのではといわれる理由を解説します。

初対面の有栖に「愛してる」と言う

有栖と井ノ華六花の出会いは校内の廊下。

トイレに行こうと歩いていた有栖に、井ノ華六花がいきなり耳元で「愛してる」と言ったのです。

井ノ華六花がこのような言動に出たのは、アポロを探す有栖が女性と出会うたびに「俺に愛してると言ってくれ」と言っていたせいですが、果たして本当にそれだけなのかと疑問視されています。

というのも、井ノ華六花以外の女子生徒はいきなり愛の言葉を求められても、まずは有栖にドン引きして慌てたためです。

このように戸惑うのは普通のことであり、井ノ華六花が何のためらいもなく「愛してる」と言ったのは、彼女がアポロで対面前から有栖のことを知っていたからではないかといわれています。

有栖の声が好き

有栖とアポロはラジオコンテンツを通じて会話をしており、アポロはよく「有栖の声が好き」と言っていました。

そして井ノ華六花も「有栖の声が好き」だと言い、それだけの理由で有栖の放送部入部を許可しています。

有栖が多くの女性から素敵だと思われる声を持っている可能性もゼロではありませんが、放送部員の日芽川寧々(ひめがわ ねね)の評価では、彼の声は「ドブボ(ドブに浸かったようなボイス)」。

他の部員にも有栖の声を絶賛する人はおらず、万人を魅了する声とはいえない可能性のほうが高いでしょう。

そうなると、井ノ華六花とアポロの好みが一致しているということになり、ますます2人が同一人物ではないかという疑惑が強まっているのです。


夜のおしゃべりを希望

有栖の提案で路上ライブをすることになったものの、ライブ直前に新曲の作詞に行き詰ってしまった井ノ華六花。

見かねた有栖から「俺に何かできることはないか?」と問われた井ノ華六花は、夜の海に彼を呼び出しておしゃべりすることを望みます。

これは、いつも深夜帯にラジオを通じて有栖との対話を楽しんでいたアポロと同じであり、井ノ華六花=アポロというイメージを強める一因にもなりました。

なお、有栖とのおしゃべりによって生まれた楽曲は井ノ華六花にとってかなり思い入れのあるものに仕上がり、結局路上ライブで販売するCDには収録されないことに。

彼女は「路上ライブに成功し、CD50枚を完売できたら大切な人の前で歌う」と宣言しており、いつ歌唱されるのかも一つの注目ポイントとなっています。

井ノ華六花の魅力

有栖だけでなく読者まで翻弄している井ノ華六花。

井ノ華六花が多くの人を惹きつける理由は何なのか、彼女の魅力を紹介します!

夢に真剣で芯が強い

普段は飄々としていても実は誰よりも夢に真剣で、強い芯を持っているところが井ノ華六花の魅力です。

たとえば、路上ライブの準備中、彼女は放送部員の仲間から「路上ライブ見に行くね」と声をかけられました。

しかし、井ノ華六花は「皆がいると嬉しくて安心できるが、それに慣れるとライブの意味がない」という理由で仲間の申し出を優しく拒否します。

歌手を目指している井ノ華六花は、新人オーディションやアウェイな環境でのライブなど、今後起こりうるさまざまな状況を予想しているのでしょう。

緊張やプレッシャーを抱えても、夢のためにあえて一人で路上に立つことを選択した井ノ華六花は、可愛いだけでなくカッコいいです。

思わせぶりでドキドキする

井ノ華六花の性格を一言で表すなら、スバリ小悪魔系!

「愛してる」「私に会いに来てくれたんだよね」など、思わずドキッとする台詞を簡単に口にするほか、耳打ちしたり後ろからそっと囁いたりと人との距離も近いのが特徴です。

しかし、自分の内情に踏み込まれそうになると一気に距離を取るところがあり、入部直後の有栖とプチ衝突を起こして彼を避けたこともありました。

思わせぶりに近づいたかと思うとサッと離れてしまう井ノ華六花はまるで猫のようで、この掴みどころのなさに「翻弄されたい!」と感じる読者も多いです。

ライブにはトラウマがあったが…

過去に行った路上ライブで失敗して以降、ライブにはトラウマがあった井ノ華六花。

有栖発案の路上ライブでも緊張によりいつもの調子が出ず、声がうまく出ない、リズムが取れない、ギター演奏に失敗するなど絶不調でした。

しかしそんなとき、来なくていいと言った放送部の仲間たちが、こっそり見に来ているのを発見!

かつて仲間が言ってくれた「私たちがいつだって六花ちゃんの最前列にいると思って」という言葉を思い出した井ノ華六花は「たくさんの人に届けるんじゃなくて、聴いてほしい人のためだけに歌おう」と気持ちを切り替え、いつもの調子を取り戻しました。

必死にトラウマに立ち向かう井ノ華六花の姿には心を動かされるものがあり、健気でひたむきなところも彼女の魅力です。

井ノ華六花の名言

井ノ華六花の台詞には、彼女が持つ強さや葛藤、小悪魔ぶりが随所に散りばめられています。

ここでは、井ノ華六花らしさを感じる台詞を3つ紹介しましょう。

このマークは反撃の証なの

路上ライブで販売するCDジャケットのデザインを、放送部員たちに見せたときの台詞です。

CDジャケットは井ノ華六花の自作で、ピースサインに大きくバツ印がつけられたデザインでした

トラウマを抱えて路上ライブを避けていた井ノ華六花にとって、このマークは反撃の証であり「日本の隅々まで歌声が届くよう頑張る」という決意が込められています。

この台詞からも、彼女の芯の強さや自立心の高さを感じますね。

歌で思いを伝えられたら、うれしい?

新曲の作詞に行き詰っていたときの台詞です。

井ノ華六花はこのとき「言いにくいことを歌にして伝えるのは卑怯ではないか」と悩んでいました。

しかし、有栖が「ああ、うれしい」と素直に回答したことで井ノ華六花の気持ちは軽くなり、悩みから抜け出せたのです。

井ノ華六花が一つひとつの歌詞に気持ちを込めていることがよくわかる台詞であり、作詞作曲に全力な姿勢がうかがい知れます。

この心拍は、緊張と興奮どっちかな?

有栖の心音を聞いた直後の台詞です。

「緊張で心拍が上がるなどあり得ない」と豪語した有栖に対して、井ノ華六花は彼の胸に耳を寄せて心音をチェックしました。

しかしさすがの有栖も、いきなり抱きつかれるような形となりこれには動揺。

有栖の心拍数が急上昇したところを、井ノ華六花は上記の台詞でからかったのです。

小悪魔的魅力が詰まったこの台詞は、有栖だけでなく多くの読者をドキドキさせました。

まとめ

『真夜中ハートチューン』に登場するメインヒロインの一人・井ノ華六花について紹介しました。

勝ち気な小悪魔系女子でありながらも、緊張しやすくライブにトラウマがある井ノ華六花。

歌手を目指して奮闘する彼女の今後はもちろん、井ノ華六花はアポロなのかという謎、有栖との関係性など、まだまだ気になることばかりです。

本編のストーリーはもちろん、井ノ華六花というキャラクターからも目が離せません!

 

カルコレ編集部 ごとう ゆき


参考

真夜中ハートチューン - 五十嵐正邦 / 【第1話】RE:START | マガポケ

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