【推し活コラム】オタク?マニア?ファン?それって何が違うの??

毎月4日は「推しの日」
はじめまして、カルコレTOPIC編集部のヒノです!

9月に入ってから、肌寒い日が増えましたね。
まだまだ暑い日もあるようですが、季節の変わり目のこの時期は気温の変化が激しく、体調を崩しやすいですよね💦
皆さん、体調管理をしっかりして風邪にはくれぐれもご注意くださいね!


さて、それでは本題に入りましょう!
今回の推しコラムは「オタク・マニア・ファンのちがい」について解説します✨
「ちがうのは分かるけど、そのちがいを上手く説明できない」という方も多いのではないでしょうか?


そのお悩み、解決致します!
それでは行ってみましょう〜!!!

INDEX

  • オタクとは?
  • マニアとは?
  • ファンとは?
  •  

    1.オタクとは?

    推しコラムでは、「オタクとは?ヲタクとは?オタクの歴史を徹底解説!!」という記事で、オタクについて解説したことがあります。
    これを参考に、オタクについて改めて振り返って見ようと思います!

    「オタク」という言葉をWikipediaで調べてみると、
    「おたく(オタク、ヲタク)とは、1970年代に日本で誕生した呼称であり大衆文化の愛好者を指す。元来は漫画・アニメ・アイドル・SF・特撮・女優・パソコン・コンピュータゲーム・クイズ・模型・鉄道・格闘技などの、なかでも嗜好性の強い趣味や玩具、の愛好者の一部が二人称として「お宅」と呼び合っていたことを揶揄する意味から派生した術語」
    と書いてあります。


    このオタクのはじまりは、中森明夫が『漫画ブリッコ』という1980年代に存在した成人向け漫画雑誌のなかで『おたく』の研究」というコラムで取り上げたのが始まりだとされています。

    その中で「友達に『おたくら さぁ』なんて呼びかけてるのってキモイと思わない?」と評し、「彼らをおたくと命名する」と蔑称・名詞として用いたのが始まりです。
    オタク(お宅)とされているのは、これゆえなのですね。

    「『おたく』の研究」では、「オタク」についてこのような具体例を挙げて説明しています。
    以下「『おたく』の研究」の一部引用です。


    「マンガファンとかコミケに限らずいるよね、アニメ映画の公開前日に並んで待つ奴、ブルートレインを御自慢のカメラに収めようと線路で轢き殺されそうになる奴、本棚にビシーッとSFマガジンのバックナンバーと早川の金背銀背のSFシリーズが並んでる奴とか、マイコンショップでたむろってる牛乳ビン底メガネの理系少年、アイドルタレントのサイン会に朝早くから行って場所を確保してる奴、有名進学塾に通ってて勉強取っちゃったら単にイワシ目の愚者になっちゃうオドオドした態度のボクちゃん、オーディオにかけちゃちょっとうるさいお兄さんとかね。」

    『おたく』の研究① 街には『おたく』がいっぱい 中森明夫


    つまり、「オタク」とは「あることに対して、過度に熱中している人」を指します!

    「過度」の程度を定めるのは難しいですが、時間を忘れるくらい何かに熱中していたり、深く考えずにそれに大量のお金を費やしたりしていたら...あなたはオタクであると言えるでしょう!

    それでは、どのような人のことを「マニア」と呼ぶのでしょうか?
    次は「マニア」について解説していきます👀



    2.マニアとは?

    現代の日本では、「マニア」は「あるひとつのことに熱中する人」という意味で使用されています。
    (例;電車マニア、カメラマニア)

    このマニアという言葉、ギリシャ語で「狂気」を意味する「マニアー」(μανία)から来ているそう。
    たしかに「マニア(=ひとつのことに熱中する人)」のことを「〇〇狂」と表現することもありますね!


    「あることに対して過度に熱中している人」という意味の「オタク」と、ギリシャ語の「狂気」という言葉が語源であり、「あるひとつのことに熱中する人」と言う意味の「マニア」は、どちらも熱量的には同じくらいの印象で、はっきりした違いはありません。

    ただし、言語学の分野では、「オタク」は「1つのものごとにしか興味がない人」を、「マニア」は「1つのものごとに集中する人」を指すという違いがあるようです。

     

    3.ファンとは?

    ファンという言葉を辞書で引くと、
    「スポーツや芸能、また選手・チーム・芸能人などの、熱心な支持者や愛好者。ひいき。」
    というように説明がされています。

    英語では「fan」と綴られますが、これは「熱狂者」や「狂信者」を意味する単語「fanatic」に由来しています。

    つまり、自分があなたが熱心に応援していたり、夢中になっていたりする対象があれば、あなたも何かの「ファン」であると言えます。

    また、「ファン」の場合は対象が「人」になる場合がほとんどです。
    確かに、「電車ファン」「カメラファン」などという言葉には違和感がありますよね。

    そして「ファン」は前述の「オタク」と「マニア」に比べてやや軽いニュアンスで使われるイメージです。
    あなたが何かを好きだとしたら、あなたはその対象の「ファン」だと言うことができます!

     

     

    今回の推しコラムは「オタクとマニアとファンの違い」についてまとめてみました!
    どれも「その対象に夢中になっている人」を指していて、そのはっきりとした違いはありませんが、熱量や対象によって、使い分けができそうですね✨

    ちなみに私はアイドルオタクでサッカーファンです!💕

    この違いを理解した上で、推し活・オタ活をすれば同じ趣味とそれに対する同じ熱量を持った同志と出会えるかもしれませんね♪
    皆さんの推し活に、この記事が役立てば光栄です🙇‍♀️

    (参考URL)

    ・「オタク」「マニア」「ファン」の意味と違い-社会人の教科書
    https://business-textbooks.com/otaku-mania-fan/

    ・「おたく」の研究
    http://www.burikko.net/people/otaku01.html

    Wikipedia『オタク』
    https://ja.wikipedia.org/wiki/おたく

    ・weblio辞書『ファン』
    https://www.weblio.jp/content/ファン