『あかね噺』阿良川ひかる(高良木ひかる)は声優で落語家!プロフィールや魅力・名言を紹介
新感覚の「落語エンタメ」が楽しめる人気漫画『あかね噺(あかねばなし)』。
本作には強烈な個性を放つキャラクターが多数登場し、阿良川ひかる(あらかわ ひかる)こと高良木ひかる(こうらぎ ひかる)もその一人です。
この記事では『あかね噺』におけるキーマンの一人・阿良川ひかるについて解説します。
詳しいプロフィール、2026年放送予定のアニメ声優情報、名言などから、彼女の魅力に迫っていきましょう!
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『あかね噺』阿良川ひかる(あらかわ ひかる)のプロフィール
・声優名:高良木ひかる(こうらぎ ひかる)
・年齢:20歳
・誕生日:7月18日
・出身地:福岡県
以上が、阿良川ひかるの基本情報です。
ここからは、さらに詳しいプロフィールを見ていきましょう。
当たり役でファンを掴んだ人気声優
若手声優として活動していた高良木ひかる。
人気アニメ「エデンスノヴァ」でサルエル役を演じたひかるは、多くのアニメファンから支持されて一躍人気声優の座に上り詰めました。
また、ひかるは誰もが振り返るほど華やかな容姿の持ち主でもあります。
そのため、抜群の美貌によってタレント的な人気まで獲得したのです。
しかし、ひかるの中には「今の自分の人気はエデンスノヴァという作品の評価によるものであり、自分自身の力ではない」という思いがありました。
「一人の演者として自分の力を試したい」と考えたひかるは、学生落語大会・可楽杯(からくはい)への出場を決意します。
ですが、落語は物語の全てを一人で語る「話芸」であり、一人のキャラを演じる声優の仕事とは全くの別物。
声優としての技量はあっても落語家として成功できる保証はなく、仕事も人気も十分あるひかるが落語の道へ進むことに、事務所のマネージャーは否定的な態度を示しました。
可楽杯の決勝に進出
マネージャーの反対を半ば押し切るような形で、ひかるは可楽杯へ出場します。
ベテラン落語家・阿良川一生(あらかわ いっしょう)が審査委員長を務めることもあり、今年の可楽杯には「芸能界の大御所から認められたい」と考えるひかる以外の役者・声優も多くエントリーしていました。
しかし、役者・声優の枠から出場して決勝まで残ったのは、ひかるただ一人。
可楽杯決勝にて、ひかるは古典落語の演目の一つ「芝浜(しばはま)」を披露します。
得意分野である高い演技力と感情のこもった声で表現したひかるの「芝浜」は、多くの観客を感動させました。
一生の一番弟子である阿良川魁生(あらかわ かいせい)は、演劇的なアプローチで演じるひかるの落語を「劇場型落語」と評価しています。
惜しくも可楽杯優勝は逃しましたが、自分の落語を演じきったひかるを見たマネージャーは「彼女の武器は容姿や演技力ではなくがむしゃらさ」だと認識を改め、以降は落語に取り組むひかるを認めました。
「高良木ひかる(こうらぎ ひかる)」と「阿良川ひかる」を兼業
可楽杯は、マネージャーからの信頼以外にも、ひかるにメリットをもたらしました。
「享楽の一剣」の異名を持つ阿良川一門のナンバー3・阿良川一剣(あらかわ いっけん)から、ひかるはスカウトされたのです。
スカウトを受けたひかるは、一剣のもとで正式に修行を開始します。
ただし、ひかるは声優の仕事をセーブして修行に励んだ上、修行中は入門したことを世間に隠していたため、事情を知らない声優ファンは「事務所との不仲」を心配していました。
そして、ついに「声優・高良木ひかる」と兼業する形で「落語家・阿良川ひかる」として落語家デビューします。
なお、ひかるが落語家デビューする際、事務所が「彼女の活動を好意的にバックアップする」と表明したことで、不仲説は消滅しました。
既に声優として高い地位を築いていたひかるの落語家デビューには「売名」「話題作り」「一剣が花を添えてくれただけ」などネガティブな意見も少なくありません。
しかし、ひたむきに努力を重ねて成長を遂げたひかるは、実力でネガティブな意見をはねのけています。
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阿良川ひかる(高良木ひかる)の声優は高橋李依(たかはし りえ)さん
2026年には『あかね噺』のアニメ放送が予定されています。
アニメ『あかね噺』で阿良川ひかるを演じるのは、声優の高橋李依(たかはし りえ)さんです。
高橋李依さんのプロフィール
・所属事務所:81プロデュース
・生年月日:1994年2月27日
・出身地:埼玉県
・趣味:エレキギター、ネイルアート、100円ショップ巡り
・受賞歴:第10回声優アワード新人女優賞、最優秀女性ラジオ賞、第16回声優アワード助演女優賞など
高橋李依さんの主な出演作
『この素晴らしい世界に祝福を!』めぐみん
『Re:ゼロから始める異世界生活』エミリア
『魔法つかいプリキュア!』朝日奈みらい(あさひな みらい) / キュアミラクル
『【推しの子】』星野アイ(ほしの アイ)
『からかい上手の高木さん』高木さん(たかぎさん)など
高橋李依さんはひかるに対し、「演者の高みを目指す姿に、声優として共感する」とコメントしています。
また、がむしゃらに挑戦し続けるひかるの執念深さに「自分も負けていられない」と感じたそうです。
ひかるは原作漫画の中でもたびたび落語の演目を披露していることから、アニメでの高橋さんの演技にも注目が集まっています。
具体的な放送日やその他の情報解禁を、楽しみに待ちましょう!
▶︎▶︎参考記事「『あかね噺』阿良川あかね(桜咲朱音)がかわいい!プロフィールや魅力を解説」
▶︎▶︎参考記事「『あかね噺』(あかねばなし)作品概要・あらすじと最新情報2025」
▶︎▶︎参考記事「『あかね噺』三明亭からし(練磨家からし)にモデルはいる!?プロフィールや過去は?」
阿良川ひかる(高良木ひかる)の落語の変化
阿良川ひかるは、一剣に弟子入りしてからたった一年で劇的に成長を遂げたキャラクターでもあります。
ここでは「可楽杯」「前座錬成会」という2つのシーンに注目して、彼女の落語の変化を見ていきましょう。
可楽杯で演じた「芝浜」
可楽杯の決勝にてひかるは、人情噺として最も有名な演目「芝浜」を選択しました。
奇しくも、これは阿良川あかね(あらかわ あかね)の父・志ん太(しんた)が真打昇進試験にて演じ、一生から破門を言い渡された演目と同じです。
落語は、演目の大筋さえ合っていれば落語家自身で噺を改変しても問題ないとされています。
そこでひかるは自分の強みである演技力が輝くよう、意図的に妻の描写を増やして登場人物の心情を丁寧に表現し、観客の共感を誘ったのです。
観客を感動の渦に巻き込んだひかるの「芝浜」は、一生からも称賛されています。
ただし演技力を見せようとした結果、劇的な演出が過剰だった面も否定できず「落語っぽい一人芝居に見える」という評価もありました。
前座錬成会で演じた「搗屋無間(つきやむげん)」
そこから一年、一剣のもとで修業を積んだひかるは前座錬成会にて「搗屋無間(つきやむげん)」を披露します。
ちなみに「搗屋無間」は、師匠の一剣だけでなく女性落語家・蘭彩歌うらら(らんさいか うらら)からも指導を受けた演目。
あかねに噺を教えていたうららのもとをひかるは自ら訪れ、なりふり構わず「自分にも教えてほしい」と頼み込んだのです。
人を惹きつける華を持つひかるは、うららが持つ芸との相性が良く、教えをどんどん自分のものにしていきました。
一年で急成長を遂げたひかるの「搗屋無間」では、かつての演劇っぽさが消えており、表現豊かな落語として高く評価されます。
阿良川ひかる(高良木ひかる)の魅力
ここでは、ひかるの魅力を紹介します。
たまに出る福岡弁が可愛い
普段のひかるは、柔らかい物腰かつ一切訛りのない話し方をしており、まさに「穏やかな都会の女性」というイメージ。
しかし、このイメージは彼女が自ら演出したものであり、ひとり言を言ったり家族と話したりするシーンでは出身地である福岡県の方言が出ています。
「冷静にならんね」「早かったっちゃない」など、普段の話し方とギャップのある話し方は、たまにしか登場しないからこそレア感があり可愛いです。
また、気を張らずに話す場面でしか福岡弁は出ないので、福岡弁の台詞からはひかるの意外な本音が見えてくることもあります。
容姿に似合わず負けず嫌い
可憐で華やかな容姿をしているひかるですが、その容姿からは想像できないほど気が強く、実は「超」がつくほどの負けず嫌い。
ひかるには二歳年上の兄がおり、兄や兄の男友達とばかり遊ぶ幼少期を過ごした影響で、今の勝ち気な性格が形成されたと考えられています。
可楽杯の場面では、何も考えず会釈した相手が前年の可楽杯優勝者・練磨家からし(ねりまや からし)だったと後から知り「睨みつければよかった」と言っていました。
また、優勝候補として名が挙がったあかねに対しても、表向きは穏やかに接しつつ内心の対抗心は相当だった様子です。
諦めない姿勢がすごい
ひかるは、声優としても落語家としてもどんどん売れっ子になっていきます。
しかしそれは、ひかるがもとから人より秀でていたからではなく、彼女が目標のためになりふり構わず突き進んだから。
特に可楽杯出場前は、事務所からの理解も少ない中で深夜まで一人練習に励み、時にはうまく演じられない苛立ちでかんしゃくを起こすこともありました。
それでもひかるは「自分はできる」「私はこんなもんじゃない」と自分で自分を奮い立たせ、クオリティの追及を諦めようとしなかったのです。
ひかるの諦めない姿勢は読者からの尊敬を集めている他、蘭彩歌うららから気に入られる要因にもなっています。
阿良川ひかる(高良木ひかる)の名言
ここでは、ひかるのキャラクターがよくわかる台詞を3つ紹介します。
ヤバい、ダメな所挙げだしたら止まらん
可楽杯にて「芝浜」を演じた後、一人で脳内反省会をしていた際の台詞です。
しかし「もっと上手くやれた」という思いもありつつ、一生からの賛辞を思い返してガッツポーズをしたりもしていました。
私の方が先輩!!今度から敬語ね
阿良川一門入門後、からしからタメ口で話しかけられた際の台詞です。
ひかるは敬語を重視していたのではなく、からしにマウントを取るために上記の台詞を言いました。
この台詞からも、ひかるの気の強さがうかがえます。
だから見ててよ、高良木ひかるからどれくらい変われたか
声優・高良木ひかるとしてではなく、落語家・阿良川ひかるとして、初めてあかねに会った際の台詞です。
穏やかな口調で優しい笑顔を浮かべていましたが、この台詞はあかねへの宣戦布告のようでした。
まとめ
『あかね噺』に登場する、阿良川ひかる(高良木ひかる)について解説しました。
声優・落語家という二足のわらじで活躍するひかるですが、どちらにも手を抜くことなく常にストイックな姿勢を貫いています。
また、あかねやからしに対して強い対抗心を燃やすのもひかるの特徴なので、その対抗心をバネにどこまで成長するのかにも注目です。
2026年放送予定のアニメ『あかね噺』でも、彼女は存在感を発揮するに違いありません。
原作漫画はもちろん、アニメでのひかるの活躍が今から楽しみです!
▶︎▶︎参考記事「『あかね噺』阿良川あかね(桜咲朱音)がかわいい!プロフィールや魅力を解説」
▶︎▶︎参考記事「『あかね噺』(あかねばなし)作品概要・あらすじと最新情報2025」
▶︎▶︎参考記事「『あかね噺』三明亭からし(練磨家からし)にモデルはいる!?プロフィールや過去は?」
参考
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