『真夜中ハートチューン(マヨチュー)』雨月しのぶのプロフィール&魅力を解説!アポロとの関係は?

2024年6月に単行本4巻が発売され、ますます盛り上がりを見せている漫画『真夜中ハートチューン』。

本作には4人のヒロインが登場しますが、その中でも雨月しのぶ(うづき しのぶ)が気になっている読者も多いのではないでしょうか。

この記事では、雨月しのぶのプロフィールや正体考察、魅力、名言を解説します。

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『真夜中ハートチューン』雨月しのぶ(うづき しのぶ)のプロフィール

雨月しのぶは、楓林(ふうりん)高校2年D組の女子生徒です。

放送部に所属していて、サラサラストレートの黒髪ロングヘアが特徴。

ここからは、さらに詳しく雨月しのぶのプロフィールを紹介します。

将来の夢はアナウンサー

職種は異なるもののそれぞれ「声」にまつわる仕事に就きたいと考えている楓林高校放送部の部員たち。

それは雨月しのぶも例外ではなく、彼女は将来アナウンサーになりたいと考えています。

学校内で「模範的な優等生」と称される雨月しのぶに、アナウンサーという職業はぴったり!

アナウンサーには他者から「好感度」を得ることも求められますが、彼女は放送部の活動だけでなく生徒会の副会長も兼任していて、学内でも男女問わず高い支持を得ています。

また、明るく朗らかな性格で、誰とでも笑顔で話せる社交性の高さも、アナウンサーとしての素質があるといえるでしょう。

抑揚や発音がアポロと似ている

『真夜中ハートチューン』の作品ジャンルは、正体隠匿系ラブコメ。

一般的なラブコメ要素もありつつ、主人公・山吹有栖(やまぶき ありす)が中学時代に聞いていたラジオ配信者・アポロの正体を追うこともストーリーのカギとなっています。

2024年6月現在、まだアポロの正体はわかっていませんが、雨月しのぶは抑揚のつけ方や発音がアポロと似ており、アポロ疑惑がかけられている一人です。

ただし抑揚や発音の正確さは、雨月しのぶの努力の賜物でもあります。

彼女は自分が読む原稿には毎回事前に目を通し、噛みそうなポイントやイントネーションに注意する部分にチェックを入れているのです。

また、声質そのものも非常に美しく、有栖からは「銀の鈴のような澄み渡った声」と表現されました。

ドジで天然な一面も…

才色兼備で一見非の打ち所がない雨月しのぶ。

しかし真面目な反面、性格的にはかなり抜けており、天然なところも目立ちます。

日常会話はもちろん、自分が担当する放送でも噛みまくるのはいつものことで、過去には放送中に原稿がうまく読めず「えー、そこらへんはうまくやってください」という非常に雑な一言で片付けたこともありました。

有栖はそんな雨月しのぶを「噛みすぎ!」と注意しますが、彼以外の生徒は雨月しのぶの抜けている部分に肯定的で、むしろ「そこがいい」と歓迎すらしています。

何でも「真面目な子がミスしちゃうギャップがいい」とのことで、天然ドジっ子なところも含めて彼女の愛されポイントです。

雨月しのぶの正体はアポロなのか?

他のヒロインに比べると、雨月しのぶとアポロの共通点はそれほど多くありません。

また、アポロと思われる人物と接触したこともあるため「雨月しのぶはアポロじゃない」と考える読者も多いです。

しかし、アポロ要素が少ないからこそ「違うと思わせて本当はアポロなのでは」と疑われることもあります。

ここからは、雨月しのぶの正体について考察していきましょう。

有栖の声が好き

ラジオ配信中、アポロは有栖の声をよく褒めており「有栖の声が好きかどうか」はアポロを見極める重要な判断材料です。

そして、雨月しのぶは有栖に向かって「私は山吹くんの声、好きだよ」と明言しており、アポロなのではという疑惑の目が向けられています。

ただし、有栖の声を好きという放送部員は雨月しのぶだけでなく、井ノ華六花(いのはな りっか)も同様。

そのため、有栖の声が好きというだけでは、雨月しのぶ=アポロだとは断定できません。

有栖の入部をあっさり許可

楓林高校放送部は本来、男子生徒は入部不可です。

そのため、有栖が無理やり入部しようとした際、当然反対の意見がありました。

しかし、そんな有栖を真っ先に受け入れたのが、雨月しのぶ。

彼女は有栖の入部を「嬉しいなぁ。じゃあいいよぉ」とあっさり承諾した上、反対する顧問にも掛け合って何とか入部許可を得たといいます。

そして、雨月しのぶのこの言動を「知り合って間もない男子生徒からいきなり入部したいと言われて、ここまでやってあげるだろうか?」と疑問視する読者は少なくありません。

彼女の一連の動きはまるで有栖に放送部に入ってほしいかのようで、元から有栖を知っているアポロだからではと疑われています。

雨月しのぶはアポロではない!?

雨月しのぶの発案により、体育祭で「告白代行」という企画をやることになった放送部。

しかし、この企画にはアポロ本人と思われる人物も参入し、雨月しのぶは「アポロから有栖への告白代行」を依頼されています。

アポロから直接依頼されたことで、雨月しのぶがアポロである可能性が一気に下がり「彼女はアポロじゃない」と考える読者が急増しました。

しかし、アポロと雨月しのぶの具体的なやり取りは明かされず、このシーンには多くの謎が残されています。

表現通りに受け取り、雨月しのぶはアポロではないと結論付けていいのか。

それともこれはミスリードで、告白代行と見せかけて実はアポロ本人である雨月しのぶが自分の気持ちを告白したのか。

まだまだアポロの正体はつかめず、雨月しのぶの正体にも注目が集まっています。

雨月しのぶの魅力

ルックスだけでなく、内面的な可愛らしさも持っている雨月しのぶ。

ここからは、雨月しのぶの魅力や可愛いポイントを紹介します。

親しみやすいドジっ子

雨月しのぶの大きな特徴といえば、やはり天然で抜けているところ!

才色兼備キャラにはとっつきにくさを感じることも少なくありませんが、彼女は「聞き間違え・覚え間違え・言い間違えは当たり前」という天然要素を持つおかげで、親しみやすさがあります。

また、抜けているところとしっかりしているところを両立させている点も、雨月しのぶの魅力です。

ただ抜けているだけだと周囲に迷惑をかけてしまうことが多く読者をヤキモキさせますが、時にはしっかり者のお姉さんのように頼れるところがあるため、たまのドジが一層可愛く見えます。

「ここではちゃんとするのか?それともミスをしてしまうのか?」と言動が読めないからこそ惹きつけられ、つい目で追ってしまうのです。

真面目で頑張り屋さん

放送部の原稿に念入りにチェックを入れるほど真面目なところも、雨月しのぶの魅力です。

また、体育祭直前のエピソードでは、イベント前ということもあり生徒会の仕事と放送部の活動とでパンク寸前まで追い込まれていました。

雨月しのぶは体調を崩してもなお仕事を続けようとしており、頼られると応えようとしてしまう実直な性格の持ち主であることがわかります。

さらに、受験が近づいていることから「受験に専念するために放送部を辞めよう」とまで考えていたことが判明し、有栖のサポートで退部は免れたものの彼女が筋金入りの真面目であることが浮き彫りになりました。

雨月しのぶが学校内でアイドル級の人気を誇るのは、抜けている部分が多いように見えて、実は誰よりも真面目で頑張り屋さんだと評価されているからでしょう。

誰にでも分け隔てなく優しい

雨月しのぶはいつもニコニコと笑顔を絶やさず、誰にでも優しいところも愛されポイントです。

有栖が放送部に入部したいと言ったときや六花から「路上ライブには来ないで欲しい」と言われたときなど、思わず反応に困ってしまうような出来事が起きたときでも雨月しのぶは笑顔で対応しています。

きっと雨月しのぶは、優しいだけでなく臨機応変な対応力も身につけているのでしょう。

このような能力も、アナウンサーの夢を叶えた際には役立ちそうですね。

誰にでも優しく接する雨月しのぶは「笑顔に癒される」と、特に男子生徒から絶大な人気を集めているそうです。

また、スパルタ兵のような親衛隊がつくほど人気を集めても、彼女は「自分は引き立て役で良い」と謙虚な姿勢を見せており、どこまでも優しいことがわかります。

雨月しのぶの名言

作中では、名言だけでなく迷言も多く残している雨月しのぶ。

ここからは、雨月しのぶの印象的な台詞を紹介します。

俺の愛人になって子を孕んでくれ

自己紹介で「今から一人ずつ俺に向かって、愛してると言ってくれ」と言った有栖の言葉を、間違えて覚えていたときの台詞です。

有栖の自己紹介もかなりぶっ飛んでいますが、雨月しのぶの記憶はさらにその上をいくぶっ飛び具合で、彼女の天然ぶりがよく現れています。

ちなみに、雨月しのぶの間違った台詞を信じ込んだ日芽川寧々(ひめかわ ねね)は激怒し、この直後有栖に蹴りを食らわせています。

でもお金出してもらうなんて悪いよねぇ

放送部に入部するために、私財を投げうって新機材を導入すると言った有栖への台詞です。

当初はすんなり「嬉しいなぁ」と喜んだ雨月しのぶですが、よくよく考えると申し訳ない気持ちになったのでしょう。

一般常識やマナーをしっかり身につけている、雨月しのぶらしい台詞です。

なお、せめてものお礼として放送部員たちはこの後、有栖に「愛してるよ、山吹くん」というとっておきの言葉をプレゼントしました。

はい、今のもう一回。もっと大きな声で

有栖から「真面目で素晴らしい」とシンプルかつストレートに褒められたときの台詞です。

一瞬面食らったような表情をした雨月しのぶですが、すっと有栖のそばに近づいてきたかと思うと、上記の台詞で再度褒め言葉の催促をしました。

雨月しのぶは人から褒められることも多いはずですが、褒め言葉を素直に受け取って喜んでくれるところに、彼女が持つ内面的可愛らしさが垣間見えます。

まとめ

『真夜中ハートチューン』の代表的人物の一人・雨月しのぶについて紹介しました。

真面目でしっかり者の雨月しのぶは、他のヒロインと比較すると個性的な要素は少なめです。

しかし、愛嬌があって抜けているところ、誰よりも努力家なところ、夢に向かって一生懸命なところなど、彼女にしかない魅力もたくさんあります。

今後の有栖との関係性や彼女の正体、そして夢は叶うのかなど、まだまだ気になることばかりなので、引き続き『マヨチュー』本編を追いかけていきましょう!


参考

真夜中ハートチューン - 五十嵐正邦 / 【第1話】RE:START | マガポケ

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