『薬屋のひとりごと』高順(ガオシュン)の本名は?プロフィール・正体・魅力を解説!

中世の宮中を舞台にしたミステリー作品『薬屋のひとりごと』。

本作はメインキャラクターの猫猫(マオマオ)・壬氏(ジンシ)以外にも、個性豊かなキャラクターが数多く登場するのが魅力です。

脇役でありながらも出番の多い高順(ガオシュン)が気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では『薬屋のひとりごと』の高順について、プロフィールや気になる本名、正体などを徹底解説します。

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『薬屋のひとりごと』高順(ガオシュン)のプロフィール

・年齢:数え36歳

・家族構成:妻、長女、長男、次男、孫

・氏族:馬(マー)の一族


以上が、高順の基本情報です。

ここからは、さらに詳しく特徴をチェックしていきましょう!

壬氏(ジンシ)から信頼される従者

高順は、宦官(かんがん)として後宮を取りまとめている壬氏付きの武官です。

壬氏に対して高順は「手間のかかる厄介な主人だ」と感じてはいるものの、彼が幼いころから守役として仕え続けていることもあり、常に気にかけ大切に思っています。

作中屈指の常識人かつ面倒見の良い性格であるため壬氏からの信頼は厚く、彼が暴走気味になった際には、高順がやんわり注意をしたり時には活を入れたりすることも。

ただし、普段は壬氏に振り回されることが多く、猫猫からは「あれ(壬氏)の付き人は大変そうだな」と同情されました。

高順は気配り上手で主人以外の者にも丁寧に接するため、猫猫からは「癒し」として認識されています。

皇族護衛・馬(マー)の一族

高順は、代々続いている「馬の一族」の一人です。

馬の一族は皇族守護を代々生業にしており、護衛兼副官という肩書きは与えられても、力を持ちすぎないように役職を得ることはありません。

馬の一族として幼いころから後宮内に出入りしていた高順は、現帝・僥陽(ギョウヨウ)とは幼なじみの関係になります。

なお現在、馬の一族は高順の義理の兄弟が当主を務めているそうです。

しかし、馬の一族の男性は護衛中に皇族を守って急死する可能性もあるため、実際に一族を取り仕切っているのは女性。

現在は、高順の妻・桃美(タオメイ)が一族の中心となっています。

若くても妻・子供・孫持ち!

高順には、桃美という6歳年上の妻がいます。

本来、桃美は高順ではなく馬の一族本家の跡取りに嫁ぐ予定でしたが、優秀な桃美に気後れした跡取りはなんと結婚前に彼女を暴行。

この一件で桃美は右目を失明し、馬の一族は責任を取るよう求められました。

そこで、一族の傍系だった当時16歳の高順が、本家の養子となって桃美と結婚したのです。

『薬屋のひとりごと』の世界で姉さん女房は珍しいですが、このような事情があったのですね!

なお、馴れ初めこそ政略結婚であるものの、高順と桃美の仲は良好。

長女・麻美(マーメイ)、長男・馬良(バリョウ)、次男・馬閃(バセン)という3人の子宝にも恵まれ、麻美と馬良が子どもを持ったことで高順は36歳という若さで孫までできました。

ちなみに、仕事熱心な高順は家よりも宮廷にいる時間のほうが長く、家のことをほとんど妻に任せきりにしてきたため、桃美には頭が上がらない様子です。

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高順のアニメ声優は小西克幸(こにし かつゆき)さん

アニメ『薬屋のひとりごと』で高順を演じているのは、声優の小西克幸(こにし かつゆき)さんです。


小西克幸さんのプロフィール

所属事務所:賢プロダクション

生年月日:1973年4月21日

出身地:和歌山県

趣味・特技:殺陣


小西克幸さんの主な出演作

『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』ディアボロ

『鬼滅の刃』(宇髄天元(うずい てんげん)

『テイルズ オブ シンフォニア』ロイド・アーヴィング

『金色のコルダ』王崎信武(おうさき しのぶ)

『天元突破グレンラガン』カミナなど


小西克幸さんは1996年に声優デビュー。

数々の人気作品でメインキャラを務め、2015年には「第9回声優アワード助演男優賞」を受賞しています。

小西克幸さん演じる高順は、Web特別PV「高順編」でも確認できるので、未視聴の方はぜひご覧ください!


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実は裏切者説も?高順の正体とは

何かと謎の多い壬氏に付いている高順は、壬氏同様に物語開始当初から正体を疑われていました。

ここでは、高順の本名や正体を解説します。

高順は本名じゃない

主に壬氏の補佐を担っていますが、高順も壬氏同様に宦官になっています。

よって、高順は宦官名であり彼の本名ではありませんが、2024年8月現在、高順の本当の名前は明かされていません。

しかし、高順の名前は過去に少なくとも3回変わっていることがわかっています。

まずは生まれた際につけられた本名。

その後、桃美と結婚するために馬の一族本家の養子になった際、一族から「馬」がつく名前を与えられたそうです。

そして、壬氏と共に宦官になった際に、現在の名前がつけられました。

すっかり「高順」という名前で定着してしまっていますが、高順の本名がどんな名前なのか気になります。

今後、物語が進むにつれて高順の本名が明かされないかも要チェックです!

高順はなぜ宦官に?

馬の一族である高順は、本来であれば皇族を守るのが仕事です。

なのになぜ、高順は宦官として働いているのでしょうか。

これには、高順の主人である壬氏がカギを握っています。

壬氏の正体は、皇弟・華瑞月(カズイゲツ)であるため、高順は皇族である華瑞月を護衛する目的で宦官になったのです。

よって厳密に言うと、高順は正式な宦官ではなく宦官のふりをして、皇族護衛の任務を全うしているだけ。

後宮に入れる男性は「高貴な方とその血縁者」または「去勢した宦官」と決められているので、壬氏として後宮入りする華瑞月を護衛するためには高順も宦官として振る舞うしかありませんでした。

ちなみに、馬の一族の者が宦官となるのは異例であるため、周囲には「女帝の怒りを買い、去勢の宮刑に処されて宦官になった」ということにしています。

しかし実際には去勢しておらず、高順の体は今も男性のままです。

去勢を受けない代わりに「男性機能を抑制する薬」を飲んでおり、この薬には飲み続けると男性機能が完全に失われるリスクがありますが、すでに子どもがいる高順はリスクが現実となっても構わないと考えています。

高順が裏切る構想も…

『薬屋のひとりごと』の原作者・日向夏(ひゅうが なつ)先生は、X(旧Twitter)連携サービス・Peingを通じて、読者からの質問に答えたことがありました。

そして、その際に高順に関して意外な構想が存在したことが発覚します。

「最終な結末は決まっていますか?」という読者からの質問に対し、日向夏先生は「最初に思いついたエンディングは高順が壬氏裏切って暗殺する予定でした。」と明かしたのです!

また、別の質問では壬氏の父親を高順にする考えもあったと回答しています。


いつも壬氏に付き従い、彼のよき理解者である高順。

そんな高順が実は壬氏の父親で、かつ壬氏を暗殺するとなれば、かなり衝撃的な展開ではないでしょうか。

とはいえ、今も温めている結末ならこんなに堂々と明かされないでしょうし、全て過去形でつづられているので、この構想はなくなった可能性が高いと言えます。

『薬屋のひとりごと』の結末および今後の高順の動向は、引き続き原作を追いかけていきましょう!

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高順の魅力

普段は比較的寡黙な高順ですが、意外と可愛いところやお茶目なところも。

ここでは、奥深い高順の魅力を紹介します。

不憫なのに可愛い

真面目であるからこそ、周囲の人に翻弄されることが多い高順。

たとえば、表向きは爽やかに振る舞っていても実は子供っぽい壬氏には、しょっちゅう手を焼かされています。

他にも、妻と腕を組んで歩いている姿を猫猫に見られた際には、恥ずかしがり屋の桃美によって池に投げ込まれる、思春期の娘から「最後にお風呂に入って」と言われショックを受けるなど、高順の不憫エピソードは後を絶ちません。

しかし、苦労が多く可哀想でありながらも、奮闘する高順は見ていて可愛らしいです。

読者の中には、このような高順を「可哀想可愛い」と表現する人も多く、つい応援したくなる魅力があります。

お茶目なギャップがある

壬氏のお目付け役として、高順は基本的にしっかり者の姿勢を崩しません。

眉間にしわが寄っていることも多く、武官らしい朴訥とした印象が板についています。

しかし、猫猫から冷たい視線を向けられて喜ぶ壬氏に呆れる、娘と年の近い猫猫を何かと可愛がるなど、意外と感情表現が豊かでお茶目なところも。

ちなみに、猫猫のことを「小猫(シャオマオ)」と呼ぶ高順ですが、中国語で「小~」は「~ちゃん」を意味するため、硬い雰囲気のある後宮でいきなり「ちゃん付け」で呼ばれ猫猫も少し戸惑っていました。

このようなお茶目な部分は、普段の寡黙な様子からはギャップがあり、新たな高順ファンを生むきっかけになっています。

実は相当の手練れとの噂

穏やかな性格・口ぶりで、普段はほとんど闘争心を見せませんが、幼少期から一緒の現帝によると高順は「かなり腕が立つ」そうで、まだ明かされていない強さにも要注目です。

高順が剣を抜くことは作中で滅多にないものの、壬氏の正体を脅かそうとした高官には問答無用で剣を突きつけており、強さの片鱗は見えています。

そもそも、馬の一族である高順にとって最も優先すべき仕事は、皇族の主人・壬氏を守ること。

この仕事を遂行するため高順は幼少期より護身術や剣術、武術などを徹底的に教え込まれている可能性が高く、強くないわけがありません。

本編では戦うことが少ない高順ですが、いつか彼の強さにもスポットを当ててほしいですね!

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高順の名言

ここからは、高順の人柄がわかる台詞を3つ紹介します。

世の中には好きで嫌われる父親なんていないと思ってください

複雑な生い立ちを持つ猫猫。

自身の父親・漢羅漢(カン・ラカン)が苦手な猫猫が、羅漢との関係について説明すると、どうしても刺々しい言葉が増えてしまいます。

その猫猫の説明を壬氏と共に聞いていた高順は複雑な表情をした後、上記の台詞を言いました。

高順も3人の子どもを持つ父親であるからこそ、不器用な父親・羅漢の気持ちを汲んでいたのかもしれません。

「高順」として、というよりも「3人の子を持つ父」として出た言葉は重みがあります。

何もないです

自身の美しさを化粧で隠し、平民として紛れ込むことになった壬氏。

しかし、化粧を施していた猫猫のいたずら心に火がつき、少しだけ壬氏に口紅を差してみました。

すると、たったそれだけで国を滅ぼしかねない危険な美しさとなり、猫猫はもちろん、近くで見守っていた高順と壬氏付の侍女・水蓮(スイレン)は大慌て!

何をされているのかわからない壬氏は「どうしたんだ?」としきりに質問しますが、壬氏の圧倒的な美を目の当たりにし、いつもは従順な高順でさえ「何もないです」としらを切りました。

小猫は自分の立場を‬‪わきまえていますから‬

猫猫から「それは私が‬‪聞いてもよろしい話でしょうか?」と質問された際の高順の台詞です。

高順は「問題ない」と言ったうえで上記の言葉を続けており、遠回しに「周囲に話してはいけない」と伝えました。

本来、猫猫の立場では耳にできないような話でもあえて聞かせる高順。

高順が猫猫を信じ、頼りにしていることがよくわかる台詞です。

まとめ

『薬屋のひとりごと』の名脇役・高順について紹介しました。

気遣い上手で包容力があり、時たま大きな父性も垣間見える高順は、ファンから「高順パパ」と呼ばれることもあります。

苦労性キャラのため「幸せになってほしい」と願うファンも多く、今後も高順から目が離せません!


参考

アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト

壬氏さま以外に当初の予定とは別の役回りになったキャラはいらっしゃいますか? | Peing -質問箱-

薬屋のひとりごと、最終な結末は決まっていますか? | Peing -質問箱-

しのとうこ特別展示企画 #薬屋のひとりごと展

「しのとうこ特別展示企画 薬屋のひとりごと展」

 

福岡・博多での開催についても決定し、チケットの販売を開始しております。

 

会期:2024年10月11日(金) ~ 2024年10月20日(日)

会場:博多マルイ 5階イベントスペース

〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街9番1号

▼イベント詳細やチケットの購入は公式サイトにて
https://www.ticketport.co.jp/lp/kusuriya_ten/

 

カルコレを運営しています株式会社ひかりてらすも携わっております。

ぜひご来場ください✨グッズにもご注目ください👀

 

「薬屋のひとりごと展」公式サイト:

https://www.ticketport.co.jp/lp/kusuriya_ten/

 

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