『薬屋のひとりごと』壬氏(ジンシ)のプロフィール・魅力を解説!本当の正体は?

日向夏(ひゅうが なつ)先生の小説を原作に、漫画化、アニメ化されて人気を集めている『薬屋のひとりごと』。

本作の主人公は後宮に勤める少女・猫猫(マオマオ)ですが、猫猫と深く関わるメインキャラクターとして壬氏(ジンシ)がいます。

この記事では、謎多き壬氏について徹底解説!

基本となるプロフィールから気になる正体、魅力、名言まで詳しく紹介していきます。

 

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『薬屋のひとりごと』壬氏(ジンシ)のプロフィール

・年齢:公称24歳

・身長:181cm


以上が、壬氏の基本情報です。

ここからは、さらに詳しく特徴を解説します。

若き宦官(かんがん)

後宮が現皇帝のものとなった5年前から「宦官(かんがん)」の一人として働いている壬氏。

宦官とは後宮の管理を行う男役人のことで、その中でも壬氏は強い権力を持っています。

壬氏の主な仕事内容は、後宮で起きた問題を調査して解決に導き、後宮内の秩序を保つこと。

この他、帝にふさわしい妃の選別・推薦も壬氏の大事な仕事です。

なお、本来の宦官は、皇族や王族の血統に影響を与えることがないよう完全去勢された男性が務めます。

しかし壬氏は去勢を受けておらず、代わりに芋の粉で作られた「男性機能を抑制する薬」を飲んでいるようです。

絶世の美男子

整った顔立ちにキラキラした笑顔を振りまく壬氏は「絶世の美男子」として有名です。

その美しさは「天女の微笑み」「花の顔(かんばせ)」といわれ、さらには声までも「甘い蜂蜜のような声」と評されています。

女性に生まれていれば国をも傾ける美貌と称され、後宮内には壬氏の姿を見かけただけで顔を赤らめる下級妃や、話しかけられただけで失神する下女が少なくありません。

加えて、壬氏の美貌は男性にも効果抜群で、男性武官から夜の誘いを受けることも…。

しかし、ナルシストのように振る舞っているものの、実のところ壬氏は自身の容姿を気に入っていません。

「天女といわれて喜ぶ男がいるものか」とも溢しており、本心では中性的な美しさを好ましく思っていないようです。

猫猫(マオマオ)を構い倒す!

後宮内のとある事件をきっかけに、壬氏は猫猫の優秀さに気づきます。

以降は猫猫を玉葉妃(ギョクヨウヒ)付きの侍女に抜擢し、何か事件が起きるたびに彼女を頼るようになりました。

また、事件が起きていないときでも壬氏は神出鬼没に猫猫の前に現れて、ちょっかいを掛けています。

壬氏が猫猫を構い倒すのは彼なりの愛情表現ですが、口説かれることはあっても口説いたことがない壬氏の愛情表現はとても不器用で、猫猫には伝わっていません。

それどころか、猫猫は壬氏に対して基本的に塩対応。

このような猫猫の反応は、宦官という立場や美貌により周囲からチヤホヤされてきた壬氏には新鮮でした。

よって冷たくあしらわれても壬氏はちっとも落ち込んでおらず、それどころか「猫猫から冷たい視線を向けられた」と嬉しそうに従者の高順(ガオシュン)に話し、よく難色を示されています。

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壬氏のアニメ声優は大塚剛央(おおつか たけお)さん

アニメ『薬屋のひとりごと』で壬氏を演じているのは、声優の大塚剛央(おおつか たけお)さんです。


大塚剛央さんのプロフィール

所属事務所:アイムエンタープライズ

生年月日:1992年10月19日

身長: 174cm

出身地:東京都

趣味・特技:ゲーム、サッカー


大塚剛央さんの主な出演作

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ラウダ・ニール

『もののがたり』岐兵馬(くなと ひょうま)

『【推しの子】』アクア / 星野愛久愛海(ほしの あくあまりん)

『忘却バッテリー』国都英一郎(こくと えいいちろう)

『ぼくらの7日間戦争』本庄博人(ほんじょう ひろと)など


オーディションに合格して、壬氏役に抜擢された大塚剛央さん。

自身が壬氏役に決まったと知ったときは嬉しさの反面、有名作品の人気キャラクターを演じることにプレッシャーもあったといいます。

また、猫猫と出会ってからの壬氏は、どんどん感情表現が豊かになるのが特徴ですよね。

そのため大塚さんは監督や共演者と「表情豊かな素の部分をどれだけ見せていくのか?」とよく収録前にディレクションしているそうです。

2025年放送予定のアニメ第2期では、さらに表情豊かになった壬氏が見られる可能性もあり、放送が今から楽しみです!

壬氏の正体はただの宦官じゃない!?

壬氏は登場時より謎や違和感が多く、正体が疑われていました。

ここからは、壬氏の本当の身分や素性、そして目的について解説します。

壬氏の本当の身分

後宮内で強い権力を持ち、ただの宦官とは思えない振る舞いも多い壬氏。

また「去勢をせずに宦官になれるのか?」と疑問視する声も少なくありません。

猫猫からも身分を疑われていた壬氏ですが「宦官・壬氏」はあくまで仮の姿。

彼の正体は現皇帝の実弟であり、本名は華瑞月(カ・ズイゲツ)といいます。

後宮に入れる男性は「高貴な方とその血縁者」または「去勢した宦官」のみですが、壬氏は前者に該当するため宦官でも去勢せずに済んでいるのです。

壬氏の正体を知る者は後宮内でもごくわずかしかいないものの、壬氏が年齢や立場にそぐわない強い権限を持っていることから、軍部の高官・羅漢(ラカン)のようにうっすらと気づいている者もいます。

華瑞月(カズイゲツ)とは

皇帝・僥陽(ギョウヨウ)の弟・華瑞月は、本名を呼べない身分の者からは「月の君」「夜の君」と呼ばれています。

華瑞月は病弱という設定にしてあり、公の場にはほとんど姿を見せません。

やむを得ず出席しなければいけない行事の席では、長い前髪で顔を隠し誰とも目を合わせないようにしています。

中には「皇帝の弟は、火傷跡が酷くて顔を出せない」という根も葉もない噂を立てる者もいますが、顔を見せずに済む好材料となるため壬氏は放っているようです。

ちなみに、公称24歳の壬氏は猫猫から「年よりも幼く見える」とたびたび思われていましたが、それもそのはずで華瑞月の実年齢は18歳。

素性を隠して後宮入りした際は弱冠13歳だったことになりますが、長身であるのに加えて宦官らしい中性的な顔立ちだったため、うまく誤魔化せたといいます。

「宦官・壬氏」の目的は

「皇弟」の身分にある華瑞月が「宦官の壬氏」として働く理由は、本来ありません。

しかし、華瑞月は皇帝の座に就くことを望んでいないため「宦官になって、自身を皇位継承者候補から外したい」という狙いがあります。

帝にふさわしい妃を推薦し、次の帝となりうる皇太子を誕生させれば、華瑞月の皇位継承権の順位は下がります。

つまり、壬氏が宦官として職務を全うする一番の目的は、皇帝に逆心を抱く者を排除して後宮内の治安を安定させ、跡継ぎとなる皇太子を育てて自分を皇位継承者候補から外すこと。

果たして壬氏の目的は達成できるのか、今後の『薬屋のひとりごと』の展開に注目です!

壬氏の魅力

壬氏は涼しげな容姿からは想像できないほど人間味が強く、たくさんの魅力を持っています。

ここからは、壬氏の魅力について紹介していきましょう!

素の性格にギャップがある

普段は冷静で、完璧かつ優雅な振る舞いを見せる壬氏。

しかしそれは「宦官・壬氏」を演じているだけであり、本来の性格は年相応に子どもっぽいところがあります。

そのため、何かの拍子でスイッチが入るとムキになって、そのまま暴走してしまうことも!

特に猫猫の前では素が出やすく、彼女が自分以外の男性を頼りにしたと知った際には、落ち込んで不貞腐れる姿を見せました。

また、生真面目かつワーカーホリックな気質を持ち、仕事のために連日徹夜するのも珍しくありません。

普段の一人称は「私」ですが、素で話すと「俺」になり、ギャップがあるところが壬氏の魅力です。

愛情表現が不器用で可愛い

猫猫を気に入った壬氏は、隙あらば彼女にちょっかいを掛けます。

壬氏が猫猫を構うのは「猫猫に興味がある」「自分のことを良いと思ってもらいたい」という純粋な好意からなのですが、絶対的な身分差もあり猫猫は壬氏の好意を華麗にスルー。

また、壬氏の愛情表現はストレートでありながら子供っぽく、言葉足らずな部分があるのも確かです。

猫猫の名前を呼ぶだけでためらったり、照れて気の利いた言葉がいえず、ぶっきらぼうになってしまったり…。

猫猫を前にすると途端にうぶになる壬氏はとても可愛く、つい応援したくなります。

なお、奮闘する壬氏を近くで見ている玉葉妃は応援しつつも楽しんでおり、壬氏が「武官の李白(リハク)と猫猫が特別な関係なのでは」と勘違いした際には大爆笑しました。

実はコンプレックスも

才色兼備かつ文武両道な壬氏は、一見非の打ち所がない存在。

しかし、本心での自己評価は意外と低く、本人は自分のことを「人一倍秀でるものは容姿だけ」「努力しても優止まりで突出した能力がない」と捉え、コンプレックスを感じています。

しかしだからこそ「使えるものは全て使う」という考えを持っており、仕事では躊躇なく卑怯な手や泥臭い手法を講じることも多いです。

また、仕事で自身の美貌を惜しげもなく使うのも、自分に使える道具はこれしかないと割り切っているため。

完璧で手の届かない存在に見えがちな壬氏ですが、その感性はスペックの高さとは裏腹に人並みであり、親近感を抱きやすいです。

壬氏の名言

ここからは、壬氏のキャラクターがよく表れている台詞を3つ紹介します。

‪何だ?何でも言ってみろ‬

猫猫をサポートしたい壬氏の台詞です。

しかし「何か困ったことはないか?」と聞きながらも、壬氏は猫猫の自立心の高さをわかっており、素直に自分を頼ってくれるとは思っていない様子でした。

そんなとき猫猫が思い当たることがあるように「あっ」と声を漏らしたため、壬氏は頼られるチャンスとばかりに大変嬉しそうにしたのです。

なお、このとき猫猫がしたお願いは「衰弱している梨花妃(リファヒ)のために蒸気風呂(サウナ)が欲しい」という大がかりなものでしたが、壬氏は即建設に乗り出しています。

まるで用がなければ話しかけるなとでも言いたげだな

「ごきげんよう 壬氏様‬。‪何かご用でしょうか‬?」と言った猫猫へ、壬氏が返した台詞です。

このように嫌味っぽかったり、粘着質な絡みを繰り返したりするから猫猫から邪険にされるのですが、壬氏はイマイチわかっていません。

なお、このときも猫猫から超棒読みで「いえー、めっそうもありませんー」と言われており、2人のチグハグな関係性が可愛らしいです。

悪いな‬管理が行き届いてなくて‬…申し訳なかった‬

猫猫が後宮に来ることになった理由を聞いた際の台詞です。

薬草取りに出かけた先で人買いに攫われたと猫猫から聞いた壬氏は「後宮をきちんと管理できなかった自分にも責任がある」と考え、彼女に謝罪しました。

なお、この直後に壬氏は猫猫にかんざしを挿して頭を一撫でしており、このシーンは2人の関係に変化が見られたターニングポイントといえるでしょう。

まとめ

『薬屋のひとりごと』のメインキャラクター・壬氏について紹介しました。

飄々として見えることが多いものの、実は真の目的や葛藤を抱えている壬氏。

心に秘めた目的が達成されるのかはもちろん、猫猫に好意が届くのかも気になるところです。

壬氏や猫猫の動向は『薬屋のひとりごと』の本編でチェックしましょう!

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参考

アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト

「薬屋のひとりごと」特設サイト

『薬屋のひとりごと』徐々に素を見せる壬氏の役作りを大塚剛央が明かす | アニメイトタイムズ

 

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