『薬屋のひとりごと』玉葉妃(ギョクヨウヒ)はハーフ?皇后になれる?プロフィールや魅力を解説
主人公から脇役まで個性的なキャラクターが勢ぞろいしているアニメ『薬屋のひとりごと』。
後宮が舞台の本作にはたくさんの妃が登場しますが、その中でも特に読者人気が高いのが玉葉妃(ギョクヨウヒ)です。
美しさと気高さを持ちつつ、お茶目なところもある玉葉妃は『薬屋のひとりごと』に欠かせないキャラクターですよね。
この記事では、玉葉妃のプロフィールや過去、魅力などを解説!
併せて、気になる「玉葉妃は皇后になれるのか」についても詳しくお伝えしていきます。
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『薬屋のひとりごと』玉葉妃(ギョクヨウヒ)のプロフィール
・年齢:数え19歳
・位:貴妃(きひ)
・住まい:翡翠宮(ひすいきゅう)
・出身地:戌西州(いせいしゅう)西都
・氏族:楊の玉の家系
以上が、玉葉妃の基本情報です。
なお、現皇帝との間にもうけた娘・鈴麗(リンリー)を出産していて、物語開始の時点で一児の母でもあります。
ここからは、さらに詳しく彼女のプロフィールを見ていきましょう。
13人兄弟の末っ子として誕生
玉葉妃は、楊玉袁(ヨウ・ギョクエン)の妾の娘として誕生しました。
父の玉袁は戌西州の首都である西都を実質的に支配していた役人で、11人の妻、そして玉葉妃を含めた13人の子どもがいます。
よって玉葉妃には腹違いの兄弟姉妹がたくさん存在しますが、彼女は13人の中でも一番年下です。
しかし姉たちとは仲が良いものの、長兄・玉鶯(ギョクオウ)は玉葉妃のことを毛嫌いしており、兄弟姉妹間でも玉鶯派と玉葉派に分かれてしまっています。
なお、母の名前は明かされていませんが、白色人種の踊り子だったことはわかっており、玉葉妃は茘人の父と異国人の母から生まれたハーフ。
玉葉妃といえば赤みがかった髪に翡翠の瞳、豊満なボディが印象的ですが、これらは全て母親譲りです。
4人しかいない上級妃の一人
有力な家柄に生まれただけでなく、優れた容姿と知性を持っている玉葉妃。
才色兼備の玉葉妃は、後宮の管理および帝にふさわしい妃の選別を仕事とする宦官(かんがん)・壬氏(ジンシ)に推薦され、上級妃になりました。
上級妃とは、後宮内における妃の位です。
最高位は皇后ですが、皇后の位は最も早く男児を生んだ上級妃に贈られます。
物語開始当初、どの上級妃もまだ男児を生んでいないので、皇后不在により上級妃が事実上の最高位です。
上級妃は、宝石の名を冠した4つの宮に暮らしており、全4人。
その中でも玉葉妃は皇帝・僥陽(ギョウヨウ)の寵愛を最も受けており「寵妃(ちょうひ)」とも呼ばれています。
猫猫(マオマオ)を自らの侍女に
玉葉妃は明るく朗らかな性格でありながら、思慮深く警戒心の強い人物です。
上級妃は通常、多くの侍女を従えるものですが、用心深い玉葉妃は本当に信頼できる者しか侍女にしません。
よって、玉葉妃の侍女は物語開始当初、紅娘(ホンニャン)・桜花(インファ)・貴園(グイエン)・愛藍(アイラン)の4人だけでした。
しかし、謎の病で衰弱した娘・鈴麗を物語の主人公・猫猫(マオマオ)が救い、以後玉葉妃は猫猫も信頼するように。
玉葉妃は、ただの下女だった猫猫を「私と公主の恩人」だと言い、自らの侍女に招き入れました。
玉葉妃のアニメ声優は種﨑敦美(たねざき あつみ)さん
アニメ『薬屋のひとりごと』で玉葉妃を演じているのは、声優の種﨑敦美(たねざき あつみ)さんです。
種﨑敦美さんのプロフィール
・所属事務所:東京俳優生活協同組合所属
・生年月日:9月27日
・出身地:大分県
・趣味・邦画鑑賞
種﨑敦美さんの主な出演作
『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』アーニャ・フォージャー
『葬送のフリーレン(そうそうのフリーレン)』フリーレン
『魔法使いの嫁』羽鳥智世(はとり ちせ)
『響け!ユーフォニアム)』鎧塚みぞれ(よろいづか みぞれ)
『鬼灯の冷徹(ほおずきのれいてつ)』芥子(からし)など
アニメ『美少女戦士セーラームーン』の演技に魅了されて声優を目指し、2012年のデビュー以来、多くの人気キャラを演じている種﨑敦美さん。
種﨑敦美さんはお芝居をする際、いつも「キャラクターに命を吹き込むように演じたい」と考えるそうです。
アニメの玉葉妃が生き生きと可愛らしいのは、種﨑敦美さんが熱い気持ちを込めて命を吹き込んでいるからでしょう。
玉葉妃の過去とは?出産はうまくいく?
ここでは、玉葉妃の本当の出自や過去、物語の途中で判明した妊娠がうまくいくのかを解説します。
玉葉妃は玉袁の娘じゃない!?
玉葉妃は、楊玉袁の娘としてこの世に生を受けたとお伝えしました。
しかし実は、玉袁は子を成せない体の持ち主。
子どもが作れない玉袁は「種なしだと格好がつかない」という理由で、妊娠中かつ夫と離婚または死別している女性を探し、自分の妻としていたのです。
つまり玉葉妃は玉袁の本当の娘ではありませんし、兄弟姉妹全員と一切血がつながっていないことになります。
玉葉妃の本当の父親が誰なのか、現時点では明かされていません。
ですが、彼女の戸籍が残っていれば、本当の父親がわかる可能性があるといいます。
血筋を評価されて後宮入りした玉葉妃としては、戸籍なんて残っていないほうがいいでしょうが、戸籍の管理は現在、高順(ガオシュン)の息子・馬良(バリョウ)の妻である雀(チュエ)が行っているそうです。
玉葉妃の戸籍がきちんと処分されたかどうかはわかっておらず、今後一波乱が巻き起きるのでは?と心配しているファンも少なくありません。
玉葉妃の笑顔の裏にある過去とは
玉葉妃は美しい笑みをよく浮かべていますが、この笑顔は「ある過去の出来事」がきっかけになっています。
茘人は黒髪黒目が基本であり、赤髪碧眼の玉葉妃は兄弟姉妹の中でもひときわ目立つ容姿をしていました。
そのため、異民族を毛嫌いする気質の兄・玉鶯は、玉葉妃のことをひどく嫌ったのです。
幼い頃の玉葉妃は、毎日のように玉鶯から悪口を言われて笑われたり、派手にいじめられたりしていました。
しかし、一方的にいじめられ続けるのも癪だと考えた玉葉妃は、ある日自分を笑う兄に侮辱を込めて笑い返してやることに。
そして、その気位の高さや美しい微笑みを見て、父・玉袁は「目をきらきらさせておきなさい。ずっと笑顔を絶やさずに生きなさい。そうすれば、お前を国の一番にしてあげよう」と言いました。
その後、言葉通り玉袁は娘を後宮入りさせ、玉葉妃は父の教えを胸に上級妃にまで上り詰めたのです。
玉葉妃が19歳という若さにもかかわらずいつも落ち着いた笑みを絶やさないのは、今も過去の父の教えがあるからかもしれません。
晴れて玉葉后になるも…
作中、玉葉妃はめでたく2人目の子どもを妊娠。
出産2ヵ月前には逆子の可能性が浮上し、一気に出産難易度が高くなったため一同は慌てますが、何とか逆子は免れて無事に出産を終えます。
そして2人目の子どもの性別は、念願の男の子!
生まれた男児は東宮となり、東宮を生んだ玉葉妃は妃から最高位の后に格上げとなりました。
しかし、玉葉后として帝の正室におさまったものの、懸念すべきことはまだたくさんあります。
一つ目の懸念点は、東宮の容姿に玉葉后の血が濃く反映されたことです。
東宮は玉葉后によく似た赤髪と碧眼を持って生まれましたが、兄・玉鶯のように異民族というだけで嫌悪感を持つ人間もいます。
目や髪の色を理由に人々から敵対視されれば東宮の身に危険が及ぶ可能性もあり、今後の大きな気がかりといえるでしょう。
そして二つ目の懸念点は、同時期に梨花妃(リファヒ)も息子を出産したことです。
後宮内には、梨花妃の息子を東宮にしようとする派閥もあり、玉葉后の立場はまだまだ固まっていません。
玉葉妃の魅力
皇帝だけでなく、読者からも愛されている玉葉妃。
ここでは彼女の魅力を深掘りし、多くの人の心を掴む理由を紹介します。
ゆるふわなのにしっかり者
いつもニコニコしている玉葉妃は、可愛さと美しさを合わせた外見も相まって「ゆるふわ」な雰囲気の持ち主。
しかし、人当たりが柔らかいだけで実際は思慮深く、かなりのしっかり者です。
玉葉妃は過去に毒を用いた暗殺未遂にも遭いましたが、それでも妃の務めとして他の上級妃と交流を持ち続け、根拠なく人を疑うような言動はしませんでした。
また、何かイレギュラーなことが起こっても大抵は「あらあら~」で流し、動揺する素振りも少ないです。
19歳という若さで政治的な立ち回りも巧みにこなしており、教養はもちろん地頭の良さも兼ね備えていることが伺えます。
このように、ゆるいと見せかけて隙がなく、ふわふわしていると思わせて強かなギャップこそ、玉葉妃の魅力でしょう。
分け隔てなく優しい
用心深いものの、人を寄せ付けないような空気感は皆無で、身分に関係なく誰にでも分け隔てなく優しいのも玉葉妃が人気の理由です。
上級妃時代、玉葉妃は「現帝の寵妃」だと後宮内でも噂の的でしたが、それを鼻にかけるような素振りは一切なく、他の上級妃とも良好な関係を保ちました。
また、一番近くで自分に仕えてくれる侍女のことも大切にしており、だからこそ侍女の人数は少なくとも玉葉妃が暮らす翡翠宮の守りは固いといわれています。
出自や身分だけで人を判断しない柔軟さを持ち、優しさを活かしてどんな人とも良好な関係を築く対人スキルは、玉葉妃の最大の武器です。
好奇心旺盛なところが可愛い
普段は落ち着いている玉葉妃ですが、実は好奇心旺盛で無邪気な顔を見せることもあります。
猫猫の話を興味津々に聞きたがったり、謎解きをわくわくしながら覗き見したりする玉葉妃は、とても楽しそうで可愛いです。
また、勘の鋭い玉葉妃は、壬氏が猫猫に好意を持っていることも早い段階で察知。
基本は応援を込めながら2人の関係を見守るスタンスですが、いたずら心が働くと意外とウブな壬氏をからかって遊んでいます。
いつもは気を張って妃の顔をしている玉葉妃も、好奇心を追及しているときは19歳の女の子の顔をしており、時たま見えるあどけなさも玉葉妃の魅力です。
玉葉妃の名言
ここでは、作中で玉葉妃が言った名台詞を紹介します。
無知は罪ですね
娘の鈴麗が衰弱していた原因が、人体に害のある成分を含んだおしろいにあると知った際の玉葉妃の台詞です。
この情報は猫猫が匿名でもたらしたもので信ぴょう性に欠けましたが、高い知性を持つ玉葉妃はすぐにおしろいの使用をやめ、鈴麗は無事に一命を取りとめました。
うちの次女に何をしているの?
力づくで猫猫に迫っていた壬氏の背後から、玉葉妃がかけた言葉です。
この直後には「誰の許可を得てこんなことを?」とさらに畳みかけており、怒り心頭の玉葉妃にはさすがの壬氏もたじたじ。
ほんわかしているようで、必要とあらば男性にも牙をむく、玉葉妃のたくましさが垣間見えました。
あなた達にはこれを
華やかな大イベント「園遊会」の準備中、玉葉妃は自分を着飾ってくれた侍女たちへのお礼として、上記の台詞と共にアクセサリーを贈りました。
このアクセサリーは「玉葉妃の侍女の証」であり、園遊会で悪い男性に引っかからないようにという目的もあります。
玉葉妃は侍女一人ひとりに自らアクセサリーをつけてあげており、優しい人柄がよく伝わるシーンでした。
まとめ
『薬屋のひとりごと』の玉葉妃について紹介しました。
嫌味のない可愛らしさと聡明さを持つ玉葉妃は、多くの人に愛されるのも納得のキャラクターです。
しかし、本当の出自が広く知られる心配はないのか、皇后という立場を守り切れるのかなど、まだまだ気になる点が多いのも事実。
引き続き『薬屋のひとりごと』を追いかけて、玉葉妃の今後を見届けたいですね!
参考
「種﨑敦美」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】 | アニメ ダ・ヴィンチ
特別展 神田明神×薬屋のひとりごと|~2024年11月24日(日)まで
江戸の総鎮守・神田明神と『薬屋のひとりごと』のコラボ特別展、開催中です!
カルコレを運営しています株式会社ひかりてらすは、企画・製作協力および商品供給で携わっております。
神田明神に収蔵されている貴重資料とのコラボ展示です。
期間限定のコラボですので、ぜひこの機会にご来場ください!
■イベント名
特別展 神田明神×薬屋のひとりごと
■開催場所
展示:神田明神資料館(東京都千代田区外神田2-16-2)
物販:文化交流館1階・EDOCCO SHOP IKIIKI
■受付場所
神田明神資料館・1階
■会期
令和6年11月2日(土)~11月24日(日)
※11月7、14、21日(毎週木曜)は休館となります。
■時間
9:00~16:00(15:45最終受付)
■拝観料
大人500円・学生300円・中学生以下無料
※物販は無料で参加いただけます。
※資料館拝観特典として、描き下ろしイラストを使用したグッズをプレゼントいたします(数量限定につき無くなり次第終了となります)。
▼PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001374.000007785.html
▼Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/37a25329fef8c8ef6e60ab2cf1e3dccd8e4a3b86
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しのとうこ特別展示企画 #薬屋のひとりごと展
「しのとうこ特別展示企画 薬屋のひとりごと展」
※無事終了しました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
会期:2024年10月11日(金) ~ 2024年10月20日(日)
会場:博多マルイ 5階イベントスペース
〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街9番1号
▼イベント詳細やチケットの購入は公式サイトにて
https://www.ticketport.co.jp/lp/kusuriya_ten/
カルコレを運営しています株式会社ひかりてらすも携わっております。
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「薬屋のひとりごと展」公式サイト:
https://www.ticketport.co.jp/lp/kusuriya_ten/
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