なかよしに掲載された人気漫画10選!20~30代ならピンとくる懐かしい作品まとめ|少女漫画雑誌「なかよし」が生んだ名作

講談社発行の「なかよし」は、女の子の憧れがたくさん詰まった少女漫画雑誌です。

女の子なら誰でも一度は、なかよし作品を読んでドキドキした経験があるのではないでしょうか?

この記事では、なかよしに掲載されていた人気漫画を10作品ピックアップ!

20~30代が懐かしさできゅんとする作品たちを紹介します。

 

 

なかよしの人気漫画1:美少女戦士セーラームーン

作品概要

『美少女戦士セーラームーン』は、武内直子(たけうち なおこ)先生による作品。

なかよしにて1992年2月号から1997年3月号まで連載されました。

単行本は通常版なら全18巻、完全版なら全10巻で完結済みです。

ある日、不思議な黒猫・ルナから、自身がセーラー戦士に選ばれたことを知らされる主人公・月野うさぎ(つきのうさぎ)。

「セーラームーン」に変身したうさぎは仲間のセーラー戦士とともに、悪事を働く妖魔たちと戦います。

 

作品の魅力・懐かしいポイント

多くの女の子のハートをわしづかみにした作品『美少女戦士セーラームーン』。

幼いころ、作中の名台詞「月に代わっておしおきよ!」を真似したことがある方も多いでしょう。

強さと可愛らしさを両立させるセーラー戦士たちは幅広い層のファンから愛され、現在でも新作映画が公開されたり関連グッズが発売されたりと、高い人気を誇っています。

 

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なかよしの人気漫画2:東京ミュウミュウ

作品概要

『東京ミュウミュウ』は、原案・吉田玲子(よしだ れいこ)先生、作画・征海未亜(いくみ みあ)先生による作品。

なかよしにて2000年9月号から2003年2月号まで連載され、単行本は全7巻で完結済みです。

絶滅危惧種動物の遺伝子と合体した5人の少女たちは、正義の味方「ミュウミュウ」に変身し、エイリアンに寄生された動物「キメラアニマ」と戦います。

 

作品の魅力・懐かしいポイント

美少女戦隊ものに環境問題のテーマを加えた新感覚の作品『東京ミュウミュウ』。

主人公・ミュウイチゴは「地球の未来にご奉仕するにゃん」を決め台詞にしており、可愛い口調で壮大なことを言うギャップに読者はきゅんとしました。

2022年には新作アニメ『東京ミュウミュウ にゅ~♡』の放送が決定し、爆発的人気が再熱することが予想されます。

関連記事『東京ミュウミュウ』とは?過去シリーズやキャラクター、最新アニメ化情報まとめ!2022年にアニメ『東京ミュウミュウ にゅ~♡』放送決定

なかよしの人気漫画3:だぁ!だぁ!だぁ!

作品概要

『だぁ!だぁ!だぁ!』は、川村美香(かわむら みか)先生による作品。

なかよしにて1998年2月号から2002年3月号まで連載され、単行本は全9巻で完結済みです。

互いの両親の勝手な都合で同居することになった光月未夢(こうづき みゆ)と西遠寺彷徨(さいおんじ かなた)。

そんな2人の元に、超能力を持った宇宙人の赤ちゃん・ルゥを乗せたUFOが墜落し、3人の奇妙な共同生活がスタートします。

 

作品の魅力・懐かしいポイント

SFやラブコメ要素も含みつつ家族愛にも重きを置いている『だぁ!だぁ!だぁ!』。

中学男女2人の間に赤ちゃんが加わることで、甘くなりすぎず爽やかな世界観に仕上がっています。

ギャグシーンや軽快なテンポの描写も多く、今読んでもクスっと笑える作品です。

 

なかよしの人気漫画4:怪盗セイント・テール

作品概要

『怪盗セイント・テール』は、立川恵(たちかわ めぐみ)先生による作品。

なかよしにて1994年10月号から1996年12月号まで連載され、単行本は全7巻で完結済みです。

中学2年生の女の子・羽丘芽美(はねおか めいみ)は、盗品を元の持ち主に返すため、夜ごと怪盗セイント・テールに変身し悪人たちの罪を暴きます。

 

作品の魅力・懐かしいポイント

アニメ化やミュージカル化もされたなかよしの人気作品『怪盗セイント・テール』。

物を盗む主人公という設定は歴代なかよしに掲載された作品のなかでも奇抜で、その新鮮さにファンは夢中になりました。

「ワン、ツー、スリー!」という掛け声とともに披露される魔法のようなマジックも毎回見ごたえがあり、今でも色褪せない魅力があります。

関連記事▶『怪盗セイント・テール』2021年最新情報!作品概要や続編、動画配信情報、コラボグッズまとめ

 

なかよしの人気漫画5:きんぎょ注意報!

作品概要

『きんぎょ注意報!』は、猫部ねこ(ねこべ ねこ)先生による作品。

なかよしにて1989年2月号から1993年6月号まで連載されました。

単行本は通常版なら全8巻、新装版なら全7巻で完結済みです。

掴みどころがない中学生・わぴこと、しっかり者のお嬢様・藤ノ宮千歳(ふじのみや ちとせ)、そしてピンクの金魚・ぎょぴちゃんを中心とした、ドタバタ日常ストーリー。

 

作品の魅力・懐かしいポイント

「きん注」という愛称で人気を博した『きんぎょ注意報!』

少女漫画らしい可愛い絵柄とハチャメチャな学園生活の組み合わせが面白く、1991年にはアニメ化もされました。

「そーだそーだ、クリームソーダ!」「はよーん」など、わぴこが使う言葉はどれも独特で、今でも鮮明に記憶している方も多いでしょう。

なかよしの人気漫画6:しゅごキャラ!

作品概要

『しゅごキャラ!』は、女性漫画家ユニット・PEACH-PIT(ピーチピット)による作品。

なかよしにて2006年2月号から2010年2月号まで連載され、第32回講談社漫画賞の児童部門を受賞しました。

単行本は通常版なら全12巻、新装版なら全6巻で完結済みです。

主人公・日奈森あむ(ひなもりあむ)が「なりたい自分に生まれ変わりたい」と願うと、3つのたまごからしゅごキャラが生まれました。

あむは、しゅごキャラの持ち主になったことで「×たま(ばつたま)の浄化」という使命を任され、人間を改心させる活動を始めます。

 

作品の魅力・懐かしいポイント

英訳版も出版され、海外からも支持を集めた作品『しゅごキャラ!』。

「~のココロ、アンロック」という決め台詞とともに、しゅごキャラと一体化するあむが可愛かったですよね!

なりたい自分と現実の自分との差に悩みつつも前を向くあむの姿は、今読んでも勇気が貰えます。

なかよしの人気漫画7:まもって!ロリポップ

作品概要

『まもって!ロリポップ』は、菊田みちよ(きくた みちよ)先生による作品。

なかよしにて2003年2月号から2005年7月号まで連載され、単行本は全13巻で完結済みです。

魔法使い試験で使われるクリスタルパールを飴と間違えて飲み込んでしまった主人公・山田二菜(やまだ にな)。

このままではパールを求める見習い魔法使いたちから狙われるという理由で、二菜は2人の男子魔法使い・ゼロとイチイに警護してもらうことになります。

 

作品の魅力・懐かしいポイント

ポップでファンタジーな世界観が魅力の『まもって!ロリポップ』。

2人の魔法使いたちは徐々に二菜に惹かれていき、読者は「二菜はどちらの男の子とくっつくの!?」とハラハラしました。

クラスメートと「ゼロとイチイ、どっちが好き?」なんて話で盛り上がった方も多いのではないでしょうか?

なかよしの人気漫画8:ぴちぴちピッチ

作品概要

『ぴちぴちピッチ』は、原案・横手美智子(よこて みちこ)先生、作画・花森ぴんく(はなもり ぴんく)先生による作品。

なかよしにて2002年9月号から2005年4月号まで連載され、単行本は全7巻で完結済みです。

また、2021年8月号からは続編『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ aqua』の連載がスタートしています。

人魚・るちあは、溺れた少年・堂本海斗(どうもと かいと)に自分の真珠を託しましたが、人魚界の儀式で真珠が必要となり、返してもらうために人間の少女となって陸へ上がります。

 

作品の魅力・懐かしいポイント

人魚姫伝説をモチーフにした作品『ぴちぴちピッチ』。

海斗と無事に再会できたるちあですが、人魚は自分から正体をバラすと泡になって消えてしまうため「かつてあなたを助けた人魚は自分だ」と海斗に伝えられません。

「自分から正体を知らせれば泡になる」という人魚界の掟がるちあを縛り、なかよし作品のなかでも切ない描写が多い作品です。

なかよしの人気漫画9:ゴーストハント

作品概要

『ゴーストハント』は、小野不由美(おの ふゆみ)先生の小説を、いなだ詩穂(いなだ しほ)先生が漫画化した作品。

なかよしにて1999年1月号から2000年10月号まで不定期連載されました。

なかよし卒業以降は描きおろしという形式で作品発表され、単行本は全12巻で完結済みです。

心霊現象調査事務所でアルバイトをする谷山麻衣(たにやま まい)は、ナルシストな所長渋谷一也(しぶや かずや)や他の在籍霊能者たちとともに怪事件に挑みます。

 

作品の魅力・懐かしいポイント

ホラー色の強い話から心がほっこりする話まで、さまざまなテイストが楽しめる作品『ゴーストハント』。

「初めて読んだホラー漫画はゴーストハントだった」という方も多いのではないでしょうか?

事件と並行してキャラクターの秘密が明らかになっていく過程も楽しく、大人になってから読み返す人も少なくありません。

なかよしの人気漫画10:カードキャプターさくら

作品概要

『カードキャプターさくら』は、女性漫画家集団・CLAMP(クランプ)による作品。

なかよしにて1996年6月号から2000年8月号まで連載され、単行本は全12巻で完結済みです。

また、2016年7月号からは新章『クリアカード編』の連載がスタートし、2021年11月現在、単行本は11巻まで発売されています。

魔力を持つクロウカードが町中にばら撒かれてしまったため、主人公・木之本桜(きのもと さくら)はカードキャプターとしてカード回収に奔走します。

 

作品の魅力・懐かしいポイント

なかよしを代表する看板作品の一つ『カードキャプターさくら』。

「契約のもとさくらが命じる、封印解除(レリーズ)!」というフレーズは、さくらファンならお馴染みですよね。

カード回収と並行して各キャラクターの恋愛模様も丁寧に描かれている本作は、老若男女問わず支持を集め、2001年には第32回星雲賞のコミック部門を受賞しています。

まとめ

なかよしに掲載された人気漫画を10作品紹介しましたが、懐かしさを感じる作品はありましたか?

大人になってから改めて読み返すと、当時とは違った視点からキャラクターや物語を捉えることができます。

なかよしの60周年記念サイトでは、名作漫画を試し読みできるコンテンツも用意されているので、気になる作品があればぜひ読んでみてくださいね。


ライター:カルコレ編集部 ごとうゆき

 

参考

なかよし60周年|講談社コミックプラス

なかよし 作品一覧|講談社コミックプラス

Wikipedia「なかよし連載作品の一覧」

 

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