『薬屋のひとりごと』小蘭(シャオラン)がかわいい!スパイ説のある正体やプロフィールを解説
中華風帝国の後宮を舞台に、魅力的な女性キャラが多数登場する『薬屋のひとりごと』。
その中でも一際かわいいといわれているのが、主人公・猫猫(マオマオ)の友人である小蘭(シャオラン)です。
この記事では、作中屈指の愛されキャラ・小蘭について解説します。
プロフィールや声優情報はもちろん、ファンの間でささやかれている「スパイ・黒幕疑惑」についても触れていくので、小蘭が気になっている方は必見です!
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『薬屋のひとりごと』小蘭(シャオラン)のプロフィール
・年齢:14歳
・身分:下級女官
・好物:甘いお菓子
以上が、小蘭の基本情報です。
ここからは、さらに詳しく彼女のプロフィールを解説します。
農家出身の下級女官
小蘭は、農家の娘として生まれました。
実家は食べるものにも困るほどの貧困農家であり、小蘭は口減らしとして親から売り飛ばされ、後宮にやってきたのです。
しかし小蘭は、自身を売った親をそれほど憎んでいない様子。
後宮にいれば仕事にあぶれることはありませんし、豪華なものは出なくても食事もきちんと与えられます。
また、小蘭は社交的で友達をつくるのが得意なので、同世代の女の子とわいわい働ける後宮暮らしをそれほど苦にしていないのです。
とはいえ、小蘭の奉公期間は2年と決まっています。
親に売られている以上、奉公を終えても実家には帰れないため、小蘭は将来を見据えて仕事探しに躍起です。
明るいおしゃべり娘
小蘭は、明るくて人懐っこい性格。
衣服に携わる「尚服(しょうふく)」局に所属している小蘭は、よく下女たちの駄弁り場となっている洗濯小屋の裏で噂話に花を咲かせています。
くるくると表情を変えてよく話すので、猫猫からは「おしゃべり娘」、壬氏(ジンシ)からは「人懐っこい栗鼠(リス)のよう」と評されました。
小蘭は、正直それほど仕事ができるタイプではありませんが、持ち前の愛嬌と人柄の良さで後宮内でも多くの人から愛されています。
また、後宮で唯一の医官・虞淵(グエン)にとって小蘭は癒し。
虞淵は医官でありながら医師としての能力が低く、猫猫からは内心「やぶ医者」と呼ばれ、後宮内でも彼を頼る人はほとんどいません。
しかし、小蘭だけは虞淵を冷遇せずに普通に接したため、以後虞淵は小蘭を「癒しの存在」として認識するようになりました。
猫猫(マオマオ)の友達
年齢の割にドライな性格で、噂話より薬と毒に興味を示す猫猫は、下女たちの輪に入れないこともしばしば。
しかし、小蘭はそんな猫猫にも気さくに話しかけ、今ではすっかり友達になっています。
小蘭からすれば、猫猫は後宮にやってきた時期がほぼ同じで年齢も近く、親しみやすい存在だったのかもしれません。
人付き合いがそれほど得意ではない猫猫とは対照的に、小蘭は誰とでもすぐに打ち解けられるので、猫猫が知らない後宮内のさまざまな情報に精通しています。
情報の中には猫猫が抱える事件解決に役立つものも多く、猫猫はよく小蘭に好物のお菓子を与えて情報を聞き出しているのです。
そして小蘭は、猫猫の知らない間に楼蘭妃(ロウランヒ)付の下女・子翠(シスイ)とも友達に。
以降は、猫猫・小蘭・子翠の3人でよくつるんでいます。
小蘭のアニメ声優は久野美咲(くの みさき)さん
アニメ『薬屋のひとりごと』で小蘭を演じているのは、声優の久野美咲(くの みさき)さんです。
久野美咲さんのプロフィール
・所属事務所:大沢事務所
・生年月日:1993年1月19日
・出身地:東京都
・趣味、特技:歌をうたうこと、モダンバレエ
久野美咲さんの主な出演作
『世界征服〜謀略のズヴィズダー〜』星宮 ケイト(ほしみや ケイト) / ヴィニエイラ
『七つの大罪』ホーク
『3月のライオン』川本モモ(かわもと モモ)
『リコリス・リコイル』クルミ
『ハッピーシュガーライフ』神戸しお(こうべ しお)など
6歳から子役として活躍し、長いキャリアと磨き上げられた演技力を持っている久野美咲さん。
「幼い子のリアルな声」と評される久野さんの声質はあどけない小蘭にぴったりで、キャスト発表時は原作ファンからも喜びの声が上がりました。
小蘭は脇役で登場回数こそ多くありませんが、おしゃべりなキャラクターで台詞量は毎回多めなので、登場時は久野さんの声の演技にも注目です!
小蘭の正体はスパイ!?年季明けはどうなる!?
明るく朗らかなキャラクターでありながら、実は「スパイ説」もある小蘭。
また、小蘭のその後や、奉公期間が終わった後の様子も気になりますよね。
ここからは、小蘭にかけられているスパイ疑惑や、年季明けのその後について解説します。
小蘭のスパイ説は可能性低め
猫猫の知らない情報を多数持つ小蘭は、あまりの情報通ぶりに早い段階から「スパイ」や「黒幕」説が浮上していました。
しかし、時間にもお金にも余裕がない下女にとって「噂」は娯楽の一つ。
小蘭は情報を集めたり話したりすることに余念がありませんが、それを使って自身の思惑を遂行しようとする素振りは一切なく、現時点ではスパイではなくただの噂好きと考えるのが妥当です。
本作の原作者・日向夏(ひゅうが なつ)先生も、Xにて小蘭のことを「あまりに毒気がないため、皆けっこう色んなことを話しかける。天然でやばい情報タンク。」と表現しており、小蘭には悪意がないことが明言されています。
また、猫猫は人付き合いが希薄で噂話にも疎いため、その対比で小蘭がより情報通のように見えるのもあるでしょう。
将来のために文字を学ぶ
貧しい農村育ちの小蘭は、文字の読み書きができません。
後宮において読み書きできない下女は珍しくありませんが、それだと就ける仕事が限られるため、字がわからない者は奉公期間が終わった後の就職でも不利でした。
そこで、壬氏は女官の識字率を向上させようと後宮内で小説を流行らせます。
噂や流行に敏感な小蘭も小説に興味を持ち、猫猫から字を習うことになりました。
なお、小蘭が勉強する気になったのは、もともと年季明けの就職に不安があったのも一因です。
猫猫が書いた字をお手本に小蘭が書くという勉強法で、彼女が初めて書いた文字は自身の名前である「小蘭」。
ただし「小蘭」という字は猫猫が「シャオラン」という音の響きから想像してあてた字であり、本当に彼女の名前の字なのかは不明です。
しかし、名付けた親から離れ本当の字を確かめようもない小蘭は、以後も自分の名前を「小蘭」と書いています。
猫猫・子翠(シスイ)と離れ離れに…
小蘭の年季まであと少しというタイミングで、猫猫・子翠はほぼ同時に後宮を去りました。
それぞれに事情があったため仕方ありませんが、小蘭はそれを後から知らされ「自分に何も言わないまま、友達が一気に2人もいなくなった」という事実に寂しそうにしていたといいます。
その後、小蘭の年季が明けたであろう頃に、花街の薬屋に戻っていた猫猫のもとに手紙が届きました。
猫猫が差出人の欄を見ると、そこには拙い字で「小蘭」の名前が!
小蘭からの手紙には、まだまだ勉強中の文字を一生懸命使って「いつかまたあいたいな。」と綴られていました。
また、手紙には年季が明けて後宮を出た現在のことも書かれており、小蘭は奉公を終えた後、自分を気に入ってくれた下級妃の実家で下女として働いているそうです。
その後も、猫猫のもとには時たま小蘭からの手紙が届くそうですが、小蘭の手紙には差出人住所が記載されておらず、猫猫は返事を出せていません。
猫猫・小蘭・子翠は、さまざまな思惑が渦巻く後宮内で貴重な「友情」を結んだ3人だっただけに、いつかまた再会してくれるとファンは嬉しいですよね!
小蘭の魅力
作中の登場人物のみならず、多くのファンからも愛されている小蘭。
ここからは、彼女の魅力をお伝えします。
絶対的にかわいい!
小蘭最大の魅力といっても過言ではないのが、その愛嬌からくる絶対的なかわいらしさ!
若い女の子特有のフレッシュさ、感情をストレートに言葉で表現する素直さ、仕事を一生懸命頑張るひたむきさなど、狙ったあざとさではないかわいらしさこそ小蘭の魅力です。
また、言葉だけでなく表情と態度で思い切り感情表現してくれるのも、小蘭のかわいいところ。
猫猫や高順(ガオシュン)から点心をもらったときはいつも幸せそうに食べていますし、猫猫からきれいな髪紐をプレゼントされた際には、喜びのあまり猫猫をぎゅうっと抱き締めていました。
猫猫は小蘭のことを友達だと思っていますが、一方で2歳年下の彼女を「かわいい妹のよう」とも思っており、何かと甘やかしています。
意外と真面目
話好きの小蘭はよく仕事の手を止めておしゃべりに興じていますが、決して不真面目なわけではありません。
「小説が読みたいから字を教えてほしい」と猫猫に頼んだ際、猫猫は自分が読み聞かせることを提案しました。
確かに、字を覚えるよりも猫猫に読み聞かせてもらったほうが、小蘭は早く小説を楽しめます。
しかし、小蘭は猫猫の提案を拒否。
小蘭は「きちんと字を勉強して小説を楽しむ下女がいる中、読み聞かせてもらうのはズルだ」と考え、自分だけそんなズルはできないと主張したのです。
思いがけないところで小蘭の生真面目な性格に触れた猫猫は感動し、衝動的に彼女の頭を撫でています。
誰に対しても友好的
噂好きではあるものの噂に振り回されることは少なく、誰に対しても友好的なところも小蘭の魅力といえます。
たとえば、物語開始直後の猫猫は後宮内で浮いており、誰かの勘違いから生まれた悪い噂も流れていました。
おそらく情報通の小蘭の耳には猫猫の噂も届いていたと思われますが、小蘭は噂を気にすることなく猫猫に話しかけ、今ではかけがえのない友情を築いています。
また、「やぶ医者」こと虞淵に対しても、皆から悪く言われている存在でありながら小蘭は友好的に接していました。
噂は単なる噂と割り切り、最終的な判断は自分の目でしっかり行うからこそ、小蘭には多くの情報がもたらされるのでしょう。
小蘭の名言
ここでは、小蘭らしさを感じる彼女の台詞を3つ紹介します。
そっかぁ。じゃあ、後宮から出られるんだね!
園遊会で壬氏から簪(かんざし)をもらった猫猫に、小蘭が言った台詞です。
下女は基本的に後宮から出られませんが、簪をもらった者は特別に後宮の外に出られます。
簪を贈られた者を妬ましく思う下女もいる中、小蘭は猫猫が外に出られることを純粋に喜んでおり、彼女の性格の良さがよくわかるシーンでした。
猫猫!サンザシ、ごちそうさま!おいしかった!
猫猫から、情報代としてサンザシを与えられた際の台詞です。
サンザシとは中国北京に昔からある、日本のみたらし団子のようなお菓子。
「親しき中にも礼儀あり」を実践し、誰にでもしっかりお礼を言えるところも、小蘭が皆から愛される理由ですね。
久しぶりに一緒だね!
足を怪我した猫猫が無理しないよう、お目付け役として小蘭が手伝いにやってきた際の台詞です。
久しぶりに猫猫と一緒に働けるとあって、嬉しそうな小蘭。
ストレートな言葉で気持ちを伝えてくれる小蘭に、猫猫も「そうだね」と嬉しそうに返しており、とても微笑ましかったです。
まとめ
『薬屋のひとりごと』に登場するかわいい下女・小蘭について紹介しました。
作中、難しい顔をすることが多い猫猫も、小蘭といるときは比較的表情が柔らかく、小蘭にはその場の緊張をほぐし人を笑顔にする力があります。
小蘭には2025年放送予定のアニメ第2期でも、ムードメーカー的存在として物語を引っ張ってもらいたいですね!
参考
特別展 神田明神×薬屋のひとりごと|~2024年11月24日(日)まで
※無事終了いたしました。たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました!!!
江戸の総鎮守・神田明神と『薬屋のひとりごと』のコラボ特別展、開催中です!
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神田明神に収蔵されている貴重資料とのコラボ展示です。
期間限定のコラボですので、ぜひこの機会にご来場ください!
■イベント名
特別展 神田明神×薬屋のひとりごと
■開催場所
展示:神田明神資料館(東京都千代田区外神田2-16-2)
物販:文化交流館1階・EDOCCO SHOP IKIIKI
■受付場所
神田明神資料館・1階
■会期
令和6年11月2日(土)~11月24日(日)
※11月7、14、21日(毎週木曜)は休館となります。
■時間
9:00~16:00(15:45最終受付)
■拝観料
大人500円・学生300円・中学生以下無料
※物販は無料で参加いただけます。
※資料館拝観特典として、描き下ろしイラストを使用したグッズをプレゼントいたします(数量限定につき無くなり次第終了となります)。
▼PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001374.000007785.html
▼Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/37a25329fef8c8ef6e60ab2cf1e3dccd8e4a3b86
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しのとうこ特別展示企画 #薬屋のひとりごと展
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会期:2024年10月11日(金) ~ 2024年10月20日(日)
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▼イベント詳細やチケットの購入は公式サイトにて
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「薬屋のひとりごと展」公式サイト:
https://www.ticketport.co.jp/lp/kusuriya_ten/
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