『推しの子』星野アイの過去や死亡理由は?プロフィール、名言、魅力を解説

週刊ヤングジャンプにて連載中の人気漫画『推しの子』

本作には多くのキャラクターが登場しますが、その中でもひときわ存在感を放っているのが星野 アイ(ほしの あい)です。『推しの子』の起点とも言える星野アイとは、一体どんなキャラクターなのでしょうか?

本記事では星野アイのプロフィールや過去・死亡した理由などを詳しく解説していきます。

INDEX

  • 『推しの子』星野アイ(ほしの あい)のプロフィール
  • 星野アイを殺した犯人&双子の父親は誰?
  • 星野アイの過去
  • 星野アイの魅力
  • 星野アイの名言
  • まとめ
  •  

    『推しの子』星野アイ(ほしの あい)のプロフィール

    芸名: アイ
    年齢: 16歳(初登場時)→20歳(死亡時)
    職業: アイドル、B小町(びーこまち)のセンター
    所属: 苺プロダクション

    以上が、星野アイの基本情報です。
    ここからは、さらに詳しく彼女のプロフィールを解説します。

    天性のアイドル

    星野 アイは「アイ」という芸名で活躍していた、カリスマアイドル

    抜群のルックスを持つ上に自分の魅せ方まで熟知しており、人を惹きつける天性の才能を持っています。完璧主義者でもあり、最高のパフォーマンスのためであればどんな努力も惜しみません。

    また、考えるよりも先にその場に合わせた発言をするクセがあり、自分でも何が本心で何が嘘なのかわからなくなることがあるほど。しかし、ファンが求める虚像を演じる必要のあるアイドル・アイにとって、このクセは大きな武器となりました。

    「嘘はとびきりの愛」と考え、嘘つきな自分を武器にして芸能界をのし上がっていくアイ。

    アイドル初期のころは笑顔に嘘くささが滲み、人間らしくないと指摘されることもありましたが、その欠点すらも次第に克服し「伝説的アイドル」と称されるまでに成長します。
     

    世間に隠れて出産

    物語開始当初から、アイドルグループ「B小町(びーこまち)」の絶対的センターとして活躍していた星野 アイ。

    しかしある日突然、アイドル活動を休止します。活動休止の表向きの理由は体調不良でしたが、本当の理由は双子を妊娠したから。

    事務所関係者が動揺する中、アイは冷静に「子どもは産む、アイドルも続ける」と、シングルマザー兼アイドルになることを決意します。そして双子を極秘出産し、愛久愛海(あくあまりん:通称アクア)と瑠美衣(るびい:通称ルビー)と名付けました。

    大雑把なアイは、アクアとルビーの見分けがつかないこともよくありますが、それでも双子のことは誰よりも大切に思っており、たっぷり愛情を注ぐ日々を送ります。

    また、出産後アイドルに復帰してからはこれまで以上に精力的に活動し、カリスマアイドルとしての地位をさらに高めていきました。

    ドームコンサート当日に刺殺

    20歳になった星野 アイは、ついに念願のドームコンサートを実現させます。しかしコンサート当日の朝、ナイフを持ったストーカー男に刺され、命を落としてしまうのです。

    彼女を刺したのはリョースケという大学生。もともとリョースケは「B小町のアイ」のファンでしたが、彼女が妊娠出産していた事実を知り、裏切られたと感じて犯行に及んだのです。

    アイは双子たちに「愛してる」と嘘ではない心からの本音を伝え、そのまま息を引き取りました。そして彼女を刺殺したリョースケも、その後自ら命を絶って死亡。

    ですが、本来であればただのファンに過ぎないリョースケが、星野アイの自宅を突き止めることなんてできないはずです。実は、リョースケを使って星野アイを殺させた真犯人が存在しました。

    「真犯人は自分たちの父親に違いない」と考えたアクアは、黒幕の父親を突き止め復讐することを決意します。

     

     

    星野アイを殺した犯人&双子の父親は誰?

    星野 アイを殺した犯人およびアクア・ルビーの父親は、2022年8月現在、明らかにされていません

    過去には、上原 清十郎(うえはら せいじゅうろう)という売れない役者が父親である可能性が浮上しましたが、断定するには証拠が不十分でした。

    また、星野アイを殺した犯人と双子の父親とが同一人物であるという確証もなく、まだまだミステリー要素が満載

    星野 アイが使っていたスマホのパスワード「45510」に何かヒントが隠されているのでは……と見られていますが、現時点ではパスワードの秘密も明かされていません。

    ストーリーが進むにつれて謎が解き明かされていくはずなので、今後の展開が楽しみです!

     

     

    星野アイの過去

    星野 アイは、これまでどのような人生を歩んできたのでしょうか?
    ここからは、アイの過去について解説します。

    愛されずに育った幼少期

    物心つくころから既に父親はおらず、母子家庭で育った星野 アイ。

    幼いころ、アイは実母から暴力による虐待を受けていました。しかしある日母親が窃盗罪により逮捕され、施設で生活することを余儀なくされます。アイは後に「施設での暮らしは快適とは言えなかったものの、殴られないため母親と生活するよりかはマシだった」と語っています。

    その後、捕まっていた母親は釈放されましたが、アイを引き取りにくることはありませんでした。

    このような生い立ちから星野アイは「人を愛した記憶も愛された記憶もない」と考え、自分が口にする愛の言葉は全て嘘である、と捉えるようになります。

    スカウトされアイドルに

    施設を出て上京した星野 アイは、苺プロの社長・斉藤 壱護(さいとう いちご)の目に留まりスカウトされます。

    アイはスカウトされた当初「愛を知らない自分が、ファンを愛すアイドルになんてなれない」と考え、「自分は嘘しか言えないから」と社長の申し出を断りました。

    しかし「嘘でもいいから愛していると言い続ければ、嘘が本当になるかもしれない」と言われ、アイは衝撃を受けます。さらに「君は人を愛したいと思っているんじゃないか」と社長に本心を見抜かれたことも、背中を押しました。

    そしてアイは「愛してる」という嘘を真実にするため、アイドルになったのです。

    転生者の双子を出産

    良好とはいえない家族関係や施設で育ったことから、誰よりも強い「家族への憧れ」を抱いていた星野 アイ。

    彼女は16歳で妊娠し双子を出産しましたが、実は生まれてきた子どもは2人とも、前世の記憶を持つ転生者でした。アクアの前世は「雨宮 吾郎(あめみや ごろう)」という産婦人科医であり、ルビーの前世は難病を患って夭逝した「さりな」という少女です。

    ただし、双子には前世の記憶がしっかり残っていますが、アイは双子が転生者だということに全く気付いていません。そのため、双子が子どもらしからぬ言葉を口走ってもアイは「ヤバい位の天才」と軽く受け流しています。

     

     

    星野アイの魅力

    ルックスの良さだけが、星野アイの魅力ではありません。
    人気アイドルとして多くのファンを魅了する星野アイの魅力とは何なのか、徹底紹介していきます!

    意外と男前な性格

    美少女な見た目に反して、星野アイの性格は意外と豪快で男気があります。

    そもそも、頼れる親もパートナーの男性もいない中、わずか16歳にして1人で出産するなんて、かなり肝が据わっていることがわかりますよね。

    また、明るく前向きなところも魅力で、アイは双子が生まれる前から自分の子どものことを「小顔で美人に決まってる!」と断言していました。

    あっけらかんとしているようで実は筋が通っており、どんな困難な状況にも強気に立ち向かっていくカッコいい性格は、容姿のギャップと相まってとても魅力的です。

    ドジで危なっかしい一面も

    星野 アイは、細かいことを気にしない大雑把な性格の持ち主でもあり、おっちょこちょいな一面を持っています。

    例えば、双子の名前を呼び間違える・生放送番組でうっかり子どもの存在を話しそうになるなど、ドジっ子レベルはかなり高め。アクアからも「ダメな部類」の母親だと認定されており、周囲をヒヤヒヤさせることは日常茶飯事です。

    しかしドジを理由に大失敗したことは一度もなく、子どもの秘密も死ぬまで徹底的に守り抜きました。

    時に危なっかしく周囲をヤキモキさせますが、完全無欠ではない人間らしさもアイの魅力といえるでしょう。

    愛する気持ちを知る

    常に誰かを愛したいという気持ちを隠していた星野 アイは、死ぬ間際になってやっと自分の子どもたちに「愛してる」と伝えられました。

    星野アイは本心と嘘の境界線が曖昧になっていたため、双子に愛の言葉を伝えることにためらいがあり、これまでずっと口にできなかったのです。自分の子どもにすら「愛してる」と言えないなんて、彼女がどれほど人を愛することに苦悩していたかがわかりますね。

    また、星野アイは愛を知ると同時に命を落としており、その存在の儚さも読者および作中のアイドルファンの心を掴む理由です。

     

     

    星野アイの名言

    芯の強さを持つ星野 アイは、作中で多くの名言を残しています。
    ここでは、アイが言った名セリフを紹介しましょう。

    この言葉は絶対嘘じゃない

    双子に愛してると伝えた後、自分の気持ちに確信を持てた時のセリフです。愛について苦しんできた彼女が、救われた瞬間でもあったのではないでしょうか。

    自らに死が迫る中、自分のことではなく子どものことを考え愛の言葉を残したアイは、最期までしっかり母親を全うしました。

    嘘はとびきりの愛なんだよ?

    「出産するならアイドルはやめるだろう」と考えていた吾郎に向かって、アイが言ったセリフです。

    「どんなにつらいことがあっても、楽しそうに歌い踊るのがアイドルだ」と理解しているのです。

    彼女はゴローにアイドルは偶像であり、嘘という魔法で輝く生き物である」と語りました。

    星野アイは欲張りなんだ

    「母としての幸せとアイドルとしての幸せ、両方を求める」と決めた時の言葉です。

    このときのアイは、アイドルとしての少女性を保ちつつ母親としての風格も漂わせており、彼女にしかできない良い表情をしています。

    自分の夢や希望のためならどんな努力もいとわない、アイの強さが垣間見える一言です。

     

     

    まとめ

    『推しの子』のキーパーソンでもある、星野 アイについて紹介しました。

    アイドルとして成功を収めた一方で、つらい幼少期を送った挙句、命を奪われてしまったアイ。

    彼女は波乱万丈という言葉がぴったりの人生を歩み、苦悩することも少なくありませんでした。ですが、アクアとルビーを産んだ後は家族の愛を知り、幸せな時間を送ることができたのではないでしょうか。

    ストーリーが進むにつれ、アイを殺した犯人も明らかにされるはずなので、『推しの子』の今後の展開から目が離せません。

     

    ライター:カルコレ編集部 ごとうゆき

     

    <参考資料>
    アニメ『【推しの子】』公式サイト
    【推しの子】原作公式サイト

     

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