【怪獣8号】主人公・カフカの恩人!関西弁の副隊長・保科宗四郎(ほしなそうしろう)のプロフィール|名言や魅力、生い立ちをご紹介

2020年7月から『少年ジャンプ+』にて連載されている『怪獣8号』。

アラサー主人公が怪獣を倒すために奮闘し、成長していく姿が多くのネットユーザーから高評価を得ており、各話ごとに閲覧数が100万PV超えの大ヒットを記録しています。

本記事では、主人公が属している「日本防衛隊」の副隊長・保科宗四郎(ほしな そうしろう)をクローズアップ。

飄々としたおちゃらけたキャラクターと、真剣な時の表情のギャップや生い立ち、名言などを紹介していきましょう。

INDEX
  • 保科宗四郎のプロフィール
  • 保科宗四郎のこれまで
  • 保科宗四郎の魅力
  • 保科宗四郎の名言
  • まとめ
  •  

    保科宗四郎のプロフィール

    ・生年月日:11月21日

    ・身長:171cm

    ・好きなもの:読書、珈琲、モンブラン、単純な奴

     

    保科は「日本防衛隊」の第3部隊の副隊長。

    単行本1巻・第4話で初登場し、主人公の日比野カフカ(ひびの かふか)が受けた「日本防衛隊」の入隊試験では、選考委員長を務めています。

    保科はアラサーで、防衛隊にちっとも向いていないカフカを気に入っており、“面白いやつ”評価としています。

    保科宗四郎のこれまで

    『怪獣8号』の舞台は、世界屈指の“怪獣大国”日本。

    怪獣を討伐する「日本防衛隊」が次々に襲来する怪獣たちと戦いを繰り広げ、日本の安全を守っていくストーリーです。

     

    主人公のカフカは日本防衛隊への入隊を目指し始めた矢先、なぜか怪獣と一体化して世間から“怪獣8号”として恐れられる存在になってしまいました。

    怪獣8号としてのカフカと、怪獣を討伐する日本防衛隊の隊員としてのカフカの異変にいち早く気がついたのが副隊長の保科。

    ここからは、1巻からレギュラーメンバーとして登場する保科の活躍を時系列ごとに紹介していきます。

     

    試験〜カフカの合格まで

     

    保科は初登場時「日本防衛隊」の試験の選考委員長として、試験会場に姿を現しました。

     

    保科の関西弁&裏表があるキャラクターを印象づけたのは、カフカたちが初めて防衛隊のスーツに袖を通した時。

    防衛隊のスーツとは、身体が持っている能力を引き出し、怪獣と戦う際に筋力をアップしたり身軽にしてくれる機能を持っています。

    初めてスーツを着る場合8%引き出せていたら上等、一般隊員で20%前後と言われているところ、カフカはなんと0%!

     

    保科はすかさず「えー!?何アイツ!?0出たやん!!」と大興奮。

    「もう少し時間ください。今キバってるんで」と諦めないカフカに保科は大爆笑し、「なんやあのおっさんめっちゃおもろいやん」とカフカに一目置いていました。

     

    しかし討伐試験にて、カフカはリタイア寸前まで追い詰められてしまい、保科の前ではいい結果を残せませんでした。

    それでも保科はカフカの根性を買い、試験後の審査会で「ほな僕が取ります」と発言。

    「確かに彼は成績としては平均以下。隊員としては不合格や」「けど最終試験の実戦の中では光るものを見せた」と他の審査員たちを言いくるめ、「候補生として僕の小隊で鍛え直します」とカフカの仮入隊を後押ししました。

     

    建前では“お笑い要員”として候補生採用していますが、実は保科はカフカが“怪獣8号”となんらかの関わりがあるのではないかとも睨んでいます。

    カフカのキャラクターを買いながらも、怪獣8号との関係性を探っている保科の鋭い洞察力も見逃せません。

     

    初任務〜怪獣8号との戦い

     

    カフカたちの初任務は、相模原に現れた全長150m以上の大型怪獣。

    初任務に緊張するカフカたちに「戦場で力を示してみせろ。ヒヨコども」といつになく荒い口調で指示する保科は、不気味さと副隊長としての覚悟が滲んでいます。

     

    初任務の際に注目しておきたいのが、保科の戦闘能力とその技のお披露目。

    「僕は狙撃武器の解放戦力が低いから、大型相手は亜白隊長には敵わん」と前置きしつつ、後ろから迫ってきた中型怪獣を刀で一刀両断!

    二刀流の刀捌きを見せつけ、副隊長の座に相応しい戦いっぷりを披露してくれました。

     

    その後保科は、怪獣に襲われている同期の市川レノ(いちかわ れの)を助けるためにやむ無く変身したカフカと遭遇。

    怪獣8号のカフカと保科の一騎打ちとなります。

    保科はお得意の二刀流を怪獣8号にも躊躇なく繰り出し、カフカを圧倒。

    トレードマークでもある“糸目”をカッと見開きながら、刀伐術1式「空討ち」や、刀伐術5式「霞討ち」など、双刀戦術を繰り出します。

     

    19話と20話の全2話でたっぷり描かれた保科の戦闘っぷりは、普段の飄々としたキャラクターとのギャップが光るシーンとなりました。

     

    翼竜との戦い

     

    まだ怪獣8号との戦いの熱が残っている最中、防衛隊の次なる試練は、カフカたちが属している「立川基地」への翼竜の襲来。

    通常翼竜はプライドが高く、集団では行動しないとされていますが、基地へ襲来したのは“超強力なリーダー”が率いる怪獣集団でした。

     

    人型のリーダー怪獣に「この基地で一番強いのは誰だ」と聞かれた保科は、すぐさま「隊長おらんし、まあ僕やな」と返答。

    そのままリーダー同士の戦いにもつれ込みます。

     

    保科は“一発でもまともに食らったらおしまい”レベルのパンチを避けながら、怪獣のリーダーを演習場まで挑発。

    またしても糸目を見開きながら「ほな討伐始めよか」と刀を構えます。

     

    途中で怪獣は刀が通らないほどの大きさに巨大化し、保科は八方塞がりの状態に。

    しかし保科は最初から1人で怪獣を倒そうとしていたわけではなく、隊長である亜白ミナ(あしろ みな)が来るまでの“時間稼ぎ”が目的。

    亜白隊長が到着してからは素早くフォローに回り、見事な連携プレーで怪獣を撃退しました。

    保科宗四郎の魅力

    強さを秘めながらも、カフカやレノをはじめとした新人達のメンタルフォローを欠かさない保科。

    ここからは、保科の人間としての魅力や抑えておきたいエピソードを紹介していきます。

     

    関西弁で胡散臭い?でもいざというときの引き締まった表情がカッコいい!

     

    保科は糸目とマッシュカットがトレードマークで、漫画内で唯一の関西弁キャラ。

    そのため普段はおちゃらけているように見え、カフカ達とも冗談混じりに話しています。

     

    しかし怪獣が襲来した際や、怪獣8号を取り逃した際などの真剣なシーンでは保科の表情が一変。

    トレードマークの糸目を見開き、マッシュカットの髪型を崩しながら、男気溢れる戦闘を繰り広げる姿が印象的です。

     

    保科のギャップが最初にクローズアップされるのは、単行本3巻・19話からの怪獣8号との対決シーン。

    普段の穏やかな表情からは想像がつかないほど凛々しい表情が描かれている上に、今まで描写されてこなかった肉体もお披露目されました。

    鍛え抜かれたフレッシュな上腕二頭筋から繰り出される刀さばきは壮観です。

     

    要領よく生きてきたように見えるが…?

     

    関西弁で話しているため、軽くて親しみやすいキャラクターに見られがちの保科でが、実は幼少期には暗い過去が。

    保科の回想シーンが入るのは、単行本4巻・29話でのこと。

    それまで保科は刀使いの天才、副隊長の座に相応しい実力を持っている隊員として描かれてきましたが、回想編では雰囲気が一変します。

     

    保科の家系は、室町の頃から続く怪獣討伐隊の一族だったそう。

    そのため幼い頃から刀を使った戦術には長けていましたが、事あるごとに“今は刀の時代ではない”と言われてきました。

    「防衛隊はあきらめろ」「お前は銃器の解放能力が低い。今の時代それでは通用しないんだ」「刀伐術の指南役となり現場から退きなさい」と散々言われてきた保科は、亜白隊長にも同じことを言われるのではないかと覚悟していました。

     

    しかし亜白隊長は「君の力が必要だ」「私の部隊に来ないか、保科」と保科を受け入れます。

    「私が敵を射抜く時、君がその道を切り開いてくれないか」と亜白隊長に直談判され、保科は副隊長としての職務を全うする決心をしました。

     

    保科にとって亜白隊長は、唯一自分を否定せず、受け入れてくれた上司。

    順風満帆な人生ではないからこそ、新人たちが成長に悩んでいる時は相談に乗り、ほしい言葉をかけられる優しい人柄が愛されているのかもしれません。

    保科宗四郎の名言

    普段の飄々としたキャラクターとは一変、保科は真剣な話をしている時や怪獣を討伐している際には心にグサッと刺さる名言を残します。

    ここからは、単行本1〜4巻の中でも特に読者の心を揺さぶった名言を3つ紹介していきましょう。

     

    亜代隊長の隣は譲らへんぞ(単行本2巻・11話)

     

    こちらは、カフカが保科に実質的な宣戦布告をした際のセリフ。

    亜白と幼馴染のカフカは、亜白の隣で戦うことを目標にしていると保科に打ち明けます。

    対して保科は「ホォーそれは副隊長の座を僕から奪い取るって意味にも聞こえるで」と反論しますが、カフカはさらに強気に「いや、そのつもりで頑張ります」と返答。

     

    保科は一瞬イラッとするも後輩のカフカを気遣い、トレーニングしにきたカフカに部屋を明け渡します。

    ただ去り際に「亜代隊長の隣は譲らへんぞ」とひとこと。

    保科を必要としてくれた亜白隊長への特別な感情とプライドを表に出した瞬間でした。

     

    僕がやらなあかん(単行本3巻・23話)

     

    怪獣8号(カフカ)を取り逃し、復讐に燃えている保科が放ったひとこと。

     

    カフカは保科が夜な夜な怪獣8号との戦闘を思い出し、イメージトレーニングをしている現場に遭遇します。

    保科の真剣な眼差しとキレッキレの戦闘トレーニングにひるんでいると、保科は「8号対策や」「次遭遇したら一発でぶった切れるようにな」と凄みのあるセリフを放ちます。

     

    保科は最初から全力で戦えばよかった、つい実力を探ってしまったとカフカに反省点を告げますが、最後には「僕がやらなあかん」と責任感をあらわに。

    本来日本防衛隊は、怪獣から国民を守るための組織です。

    しかし国民だけでなく、他の隊員や新人達までを守ろうとする保科の強さにカフカは尊敬の念を示していました。

     

    僕はこの基地の副隊長。隊長に繋ぐのが務めや(単行本4巻・29話)

     

    立川基地を襲撃してきた翼竜のリーダーと戦った保科は、絶命寸前まで追い詰められてしまいます。

    しかし保科の本当の目的は、隊長である亜白まで道を切り開くこと。

     

    リーダーに致命的な一撃を食らって、落下しながら放ったのは「僕はこの基地の副隊長。隊長に繋ぐのが務めや」というひとことでした。

     

    亜白に託された戦力として存分に力を発揮し、リーダーと拮抗する対決をした保科に心を奪われた読者も多いはずです。

    まとめ

    作者の松本直也さんは保科について「探偵のような役割もこなしてくれる、作者的にかなり頼れるキャラ」と語っています。

    特に2〜4巻では怪獣8号やリーダーの怪獣と戦うシーンがたっぷりと描かれているため、保科ファンは“ギャップ”にキュンキュンしてしまうこと間違いなし!

     

    知れば知るほど沼にハマっていく保科副隊長の魅力に、あなたも溺れてみてはいかがでしょうか。

     

    ライター:カルコレ編集部 彅野アン

     

    <参考>

    少年ジャンプ公式サイト

    『怪獣8号』(集英社)1〜4巻

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