なかよし漫画『とんでもナイト』の魅力!あらすじやキャラクター、2021年最新情報を紹介

懐かしいなかよし漫画『とんでもナイト』を覚えていますか?

本作は、人間とロボットの恋愛模様を描いたハイテンションラブコメ

かつては単行本が絶版となり読めなくなっていましたが、近年は電子書籍化され新たな読者も増えています。

この記事では『とんでもナイト』のあらすじやキャラクターから人気の理由を深掘りし、改めて作品が持つ魅力に迫ります!

 

『とんでもナイト』の作品概要とあらすじ

 『とんでもナイト』は、テンポのいいギャグとほのかな甘さが癖になるラブコメディです。
まずは、作品の概要とあらすじをチェックしていきましょう。

『とんでもナイト』の作品概要

『とんでもナイト』は講談社の雑誌「なかよし」にて、1996年6月号から1997年8月号まで連載されていた少女漫画です。
本作は主人公たちの活躍を描いた14話と、主人公の両親にスポットを当てた番外エピソード1話を含めた全15話で構成されています。

刊行された単行本は全3巻ですが既に絶版となっており、今から新本を手に入れるのは至難の業。ただし多くのオンライン書店で取り扱いがあるため、作品を読むなら電子書籍を利用するといいでしょう。

 

『とんでもナイト』のあらすじ

ある日、主人公の高校生・屋敷カンナ(やしきかんな)のもとに一人の男の子がやってきます。
彼の名は小次郎(こじろう)と言い、カンナを溺愛する父が作った彼女専用のボディガードロボットでした。

当初小次郎は“カンナを守る”というプログラムで動くただのロボットでしたが、次第に「あるはずのない感情」が芽生え始めます。
一方のカンナも、次第に小次郎に恋心を抱くようになり…!?

 

 

 

『とんでもナイト』に登場する主要キャラクター

 それぞれ異なる強さと優しさを持っている『とんでもナイト』のキャラクターたち。
この項目では、本作に登場するメインキャラクターを紹介します。

屋敷カンナ(やしきかんな)

普通の恋愛に憧れる女子高生。
基本的には気が強くはっきり自己主張しますが、強がりで意地っ張りな一面があるため素直になれず悩むことも少なくありません。

また、相手を思いやる気持ちが強く、どんな人・ロボットにも優しく接するので、試作品ロボットのゴロちゃんにも懐かれています。
ただし過保護すぎる自身の父にはうんざりしていて、父とのケンカは日常茶飯事です。

 

小次郎(こじろう)

カンナの父・ムサシによって生み出されたヒューマノイドロボット
正式名称は「パパ守って♡7号」であり、ビジュアルは若いころのムサシをモデルにしています。

カンナと過ごすうちに感情が生まれ、プログラムによってではなく自身の意思でカンナを守るようになりました。
なお、感情が高ぶるとロボットの体が拒絶反応を起こし、接続部の首が落ちることがあります。

 

屋敷ムサシ(やしきむさし)

カンナの父兼、小次郎の生みの親で、優秀なロボット工学博士
早くに妻を亡くし一人でカンナを育てたため娘への愛情が深く、つい過保護すぎる言動に出てしまいます。

そもそも愛情表現は昔からあまり得意ではなかったようで、カンナの母・幹子(みきこ)に対しても不器用なアプローチを仕掛けていました。

 

 

 

『とんでもナイト』の魅力とは?今も人気の理由

電子書籍化に伴い、連載終了後再び注目を集めた『とんでもナイト』。
ここからは、本作が多くの読者を惹きつける理由を探ります。

人間×機械の恋愛模様がじれったい

「人間とロボットの恋愛」というテーマは『とんでもナイト』の大きな見どころです。

作中、小次郎は何度もロボットである自分が感情を持つことについて思いを巡らせ、解体されることすら受け入れようとしています。
人間以上の力を持つ自分が人間同様の心を手に入れれば、暴走を起こす可能性があるということを、小次郎は理解しているのです。

しかし、そのたびにカンナが小次郎を説得し、少しずつ2人は気持ちを通わせていきます。
一進一退を繰り返す2人の関係は読者をドキドキさせ、作品の世界観にどっぷり浸らせてくれますよ!

 

カンナを守り抜く小次郎がかっこいい

感情を持っても、小次郎の最優先事項は自分ではなくカンナです。
小次郎はカンナの頼みなら基本的に何でも引き受けますし、カンナの身に危険が迫れば自分を犠牲にしてでも彼女を守ります。

一見小次郎がひたすらカンナの言いなりになっているようにも見えますが、小次郎は「カンナの幸せ」が一番大切であり、カンナが笑顔ならそれで満足なのです。

小次郎はワードチョイスがシンプルで、甘いセリフを囁くようなキャラクターではありませんが、常にヒロインを想い全力で守る姿はまさにスパダリ(スーパーダーリン)といえるでしょう。

 

強くて優しいカンナに憧れる

真っすぐな想いを貫き通すカンナは、全編を通してストーリーを牽引する存在でした。
自分が正しいと思った道を突き進みつつ、情にもろく優しいカンナは、連載当時多くの女の子の憧れでしたよね!

また、当時の「なかよし」作品のヒロインは中学生くらいのキャラクターが多かったので、高校生という年齢設定も羨望の対象となりました。
高校生らしくデートやおしゃれに気を使うカンナは、今も多くの読者にとって「憧れのお姉さん」です。

 

 

 

『とんでもナイト』の作者は小坂理絵(こさかりえ)先生

『とんでもナイト』の作者は、元漫画家の小坂理絵(こさかりえ)先生です。
1991年に漫画家デビューした小坂先生は、学園もの、スポーツもの、ホラーと幅広いジャンルの作品を発表して人気を博しました。

ちなみに『とんでもナイト』は、担当の編集者から「小坂先生の世界観に合っているので、ロボットものを描いてみませんか?」と勧められたことがきっかけで生まれたそうです。

2002年頃から出産・育児と並行して漫画製作を続けていましたが、2006年に「家事と仕事の両立が時間的に不可能」だと発表し、惜しまれつつ漫画家を引退されました。

 

 

 

『とんでもナイト』の2021年最新情報

残念ながら、2021年12月現在『とんでもナイト』の公式サイトや公式SNSは確認できませんでした。

『とんでもナイト』に動きがあった際は「なかよし」の公式Twitterにて情報公開されるため、気になる方はフォローして続報を待ちましょう。

なかよし編集部Twitter:@nakayosi_manga

 

また、2021年12月現在『とんでもナイト』は「Amazon kindle」や「コミックシーモア」など、各オンライン書店で配信されているほか「マンガ図書館Z」(旧Jコミ)にて全巻無料公開されています。

マンガ図書館Z:https://www.mangaz.com/book/detail/41511

 

マンガ図書館Zを立ち上げた漫画家・赤松健(あかまつけん)先生と小坂先生は、大学時代の先輩後輩の間柄のため、無料公開に応じてくれたと考えられています。
無料公開は突然終了する可能性もあるので、気になる方はぜひお早めにお読みください!

 

 

 

色褪せない魅力!『とんでもナイト』まとめ

現代の私たちでも未だ叶えられていない「人とロボットの共存」を描いた作品『とんでもナイト』。
連載終了から20年以上経っても小次郎は未だに理想のロボット像を保っており、色褪せない魅力を宿しています。

かつて「なかよし」で読んでいたという方も、未読の方も、よければぜひ一度『とんでもナイト』を読んでみてくださいね。


ライター:カルコレ編集部 ごとうゆき

 

参考
『なかよし』60周年記念公式サイト
マンガ図書館Z

 

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